北京五輪をスマホやPCでいつでも視聴!「NHKプラス」の使い方
いよいよ2月4日に開幕する北京オリンピック。そして、3月4日から13日まで開催される「北京パラリンピック」。選手達の活躍をチェックしたいが、常時テレビの前にいるわけにもいかない。SNSで話題になっているあの競技を、最初から観たいが録画していなかった……という事も多いだろう。そんな時に便利なのが、NHKが契約者向けのインターネットでのサイマル配信&見逃し配信サービス「NHKプラス」。その使い方を簡単に紹介する。
NHKプラスは簡単に言うと、NHKの地上放送テレビ番組(総合テレビやEテレ)を、インターネットで同時配信する「常時同時配信」と、配信したそれらの番組を放送後1週間いつでも見ることができる「見逃し番組配信」を組み合わせたものだ。
NHKの地上放送テレビ番組(総合テレビやEテレ)が楽しめる(C)NHK北京オリンピックにおいては、総合テレビとEテレで放送される競技の中継と、その関連番組を同時配信。スマホやパソコンがあれば、リアルタイムでどこからでも観戦できるほか、試合の途中から視聴する場合でも、追いかけ再生により、試合の最初から観ることもできる。見逃し配信も行なうため、見逃した競技も日本語実況付きで楽しめる。
また、期間中は「北京オリ・パラ」メニューアイコンを表示し、特設サイトへの誘導も実施。アイコンをクリックすることで、競技別、日別やメダルの瞬間など名場面を集めたプレイリストも楽しめるそうだ。
そんなNHKプラスが使用できるのは、PCまたはスマートフォンのWebブラウザ、またはiPhone/Android向けアプリだ。テレビ向けの配信も予定されているが、今現在はまだ利用できない。使えるデバイスを具体的に言うと、スマートフォン、タブレットでは、Android 6以上、iOS 11以上。なお、iPhoneとiPadのアプリ版はiOS 10.Xのサポートを終了している。
パソコンの推奨OSは、Windows 10で、ブラウザはMicrosoft Edge/Google Chromeの最新版、macOSのブラウザはSafari/Google Chrome最新版。なお、Internet Explorerでは使えないので注意が必要だ。
ここではスマホアプリの使い方を例に挙げるが、PCのブラウザでも基本的な利用開始の流れや使い方は同じだ。今回はAndroid版アプリをインストールする。
Androidスマホに、NHKプラスのアプリをインストール。規約を読んでいるところアプリを起動すると、アプリの概要や注意書きなどが表示された後で、すぐに現在放送されているNHK総合の番組がスマホに表示される。ただ、この状態では画面の右下に「受信契約の状況を確認させていただきます」という趣旨のメッセージが表示される。テレビを買った時に、BS放送を表示すると「受信機設置のご連絡のお願い」というメッセージが表示されるが、あれと同じようなものだ。
起動直後の状態。画面下部にログイン・利用案内ページにアクセスするよう促されている(C)NHK(C)NHK放送中の番組は表示できているが、画面の右下に「受信契約の状況を確認させていただきます」という趣旨のメッセージが表示される(C)NHKこのままでも番組の内容は把握できるが、やはり番組は見にくいし、なにより今回のメインとなる「見逃し配信」は、受信契約状況の確認をしてログインしなければ利用できない。