Lenovo Tab P12 Proをレビュー、気になる点もあるが総じて高性能の優秀タブレット
中国Lenovo(レノボ)の「Lenovo Tab P12 Pro」は、Androidタブレットの上位モデルだ。12.6インチと大画面で、2022年2月21日時点の価格は11万8602円から(直販の場合で税込み、以下同じ)となっている。かなり高価だが、その価値は十分にある。12.9インチiPad Proの競合製品として要注目のモデルだと言えるだろう。
今回はこのLenovo Tab P12 Proを詳しくレビューしていく。
レノボのLenovo Tab P12 Pro。バックカバーとキーボードを取り付けたところ(撮影:アバンギャルド、以下同じ)[画像のクリックで拡大表示]思ったほど大きくなかった
Lenovo Tab P12 Proのディスプレーは12.6インチなので、数値を見ると大きいと思うかもしれない。しかし縦横比が16対10なので、だいたい4対3の12.9インチiPad Pro(第5世代)と比べるとやや細長い。
本体の面積も、ディスプレーサイズが少し違うこともあるがLenovo Tab P12 Proのほうが一回り小さい。額縁が狭いため、本体も数値ほどの大きさを感じないのではないか。13.3インチのモバイルノートパソコンよりも一回り小さいと考えればよいだろう。
当然ながら、面積が小さい分Lenovo Tab P12 Proのほうが軽い。とはいえ約565gは立派だ。かつ薄いこともあって、手にしたときちょっと感動してしまった。極薄・軽量で額縁の細いタブレットなのだ。
Lenovo Tab P12 Proは、12.9インチiPad Proよりも少し薄いことが分かる。なお12.9インチiPad Proは液晶保護フィルムを貼っている[画像のクリックで拡大表示]