COLORFUL製SSDで古いノートパソコンを蘇らせる

COLORFUL製SSDで古いノートパソコンを蘇らせる

 「新しいパソコンが欲しい」

 普段からパソコンを使っている人であれば、誰しも年に何回かは考えることだ。しかし、それには10万円単位の予算が必要であり、そうそう気軽に買えるようなものではない。今使っているパソコンが壊れて替わりが必要というのであればともかく、これといって問題なく動いているならなおさらだ。

 とはいえ、最初の数年くらいは性能的にも見劣りすることはないが、5年を超えてくるとさすがに少々遅さを感じてくるのも事実。とくに古いノートPCはストレージがHDDということが多く、長期間の利用による分断化、純粋な劣化による速度低下が目立ち始める頃だ。

 あまり予算はかけられないけれど、少しでも快適にしたいというのであれば、SSDへの換装がオススメだ。CPUが交換できないノートPCの場合、性能面を強化するにはメモリーの増設くらいしか手がないのだが、体感速度をアップさせるという意味では、SSDへの換装はかなり効果が高い。

オススメは、COLORFUL製SSD「SL500」の640GBモデル。実売価格は1万6000円前後

 ここで問題となるのが、SSDの価格。換装前のHDDよりも容量が小さければファイルを削らなければならないし、なにより、せっかく換装するのに前よりも容量が減ってしまうというのは不満がある。

 かといって大容量SSDを買おうにも、最新の3D NANDを採用したものは250GBクラスで1万円前後、500GBでは1万7000円前後と価格が高めだ。

 なるべく安く、そして大容量のSSDが欲しいと思っている人にオススメなのが、COLORFUL製のSSD「SL500 640G」。640GBと容量が大きいのに、他社製品の500GBクラスよりも低価格な1万6000円前後と、コスパに優れているのが魅力だ。

COLORFUL製SSDで古いノートパソコンを蘇らせる

SLシリーズのラインナップ
型番製品情報実売価格
SL300 160Ghttp://www.links.co.jp/item/sl300-160g/5000円前後
SL500 240G V2http://www.links.co.jp/item/sl500-240g-v2/7500円前後
SL500 320Ghttp://www.links.co.jp/item/sl500-320g/9000円前後
SL500 480Ghttp://www.links.co.jp/item/sl500-480g/1万4000円前後
SL500 640Ghttp://www.links.co.jp/item/sl500-640g/1万6000円前後

 しかも、データを記録するメモリーに高品質で信頼性に優れたIntel 3D NANDフラッシュを採用しているため、安さだけを追求した製品とは一線を画している。

SSD本体にもしっかりと「Flash type: 3D NAND」の文字が。最新技術を使って製造されたFlashを採用することで、品質と信頼性を高めている

内部を見てみると、チップにはしっかりとIntelの楕円マークが。正規のパーツを使って組み立てられているのがわかる

こちらは同じくIntel 3D NANDを採用しているという他社製品。チップの型番こそ同じだが、Intelのマークはない。COLORFULによると、安さだけを追求した製品にはこういったNANDが使われており、素性や品質が全くもって不明だという

中国のグラフィックボード市場で14年連続売上1位を達成した「COLORFUL」

 HDDと違ってSSDは参入しやすいこともあり、老舗からまったくの新規参入まで、さまざまなメーカーが製品を開発、製造、販売している。「COLORFUL」もそういったメーカーのひとつで、日本でも昨年からSSDの販売を開始、コスパの高さから注目を集めている。

 このCOLORFUL、日本ではあまり聞いたことがない社名だが、実は中国ではかなり名のあるメーカーだ。傘下の企業も数多くあり、マザーボード、グラフィックボード、電源ユニット、産業向けコンピューターなど、幅広い製品を提供している。

 とくにグラフィックボード市場では、中国国内で年間売上14年連続1位。多くのPCパーツが生産されている中国で1位というのだから、その生産力と品質管理の実力は本物といえるだろう。

COLORFULは、中国国内のグラフィックボード市場で年間売上14年連続1位という生産力と品質管理の実力を誇るメーカーだ

 SSDにおいても生産品質の向上が徹底されており、部品のチェックから完成品の検査まで、専任の検査員による厳しい品質チェックが行なわれている。

 また、世界需要に基づいた一括生産を行なうことでコストを抑え、低価格ながらも高品質で高性能な製品を製造できているわけだ。SSDに参入してから日が浅いとはいえ、それでもトータルで60万台以上を出荷しており、着実に実績を積み重ねている。