【Q】Wi-Fiのブリッジ接続って何?

【Q】Wi-Fiのブリッジ接続って何?

【A】アクセスポイントが内蔵するルーター機能を使わないモードです

 Wi-Fiアクセスポイントの多くには、ルーターとしての機能が組み込まれています。ルーターとは、ネットワークとネットワークを接続するための機能であり、インターネットと自宅のネットワーク(家庭内LAN)を接続するために必要になります。このルーターとしての機能を使わずに、Wi-Fiアクセスポイントを利用することを「ブリッジ接続」と呼びます。

【Q】Wi-Fiのブリッジ接続って何?

 アクセスポイントをブリッジ接続で利用するのは、インターネット回線に直接つながれている、プロバイダーから提供/貸与されている、ブロードバンドルーターやONU(回線終端装置)などの機器にルーター機能がある場合です。この場合、アクセスポイントをブリッジ接続で利用することにより、インターネット回線に直接つながれている機器のルーター機能を利用します。

 一方、プロバイダーから提供/貸与されている機器にルーター機能がない場合は、ブリッジ接続ではなく、アクセスポイントのルーター機能を有効にして接続します。

 アクセスポイントによっては、インターネットに直接つながれている機器にルーター機能があるかどうかを自動的に判別し、ルーターの有効/無効を自動的に切り替える機能を備えています。もし、プロバイダーから提供/貸与された機器のルーター機能の有無が分からない場合は、こうした機能を利用するとよいでしょう。

ルーター機能の有効/無効(ブリッジ接続)の切り替えは、本体に備えられたスイッチで設定するアクセスポイントが多い。写真はNECプラットフォームズの「Aterm WX6000HP」で、背面のスイッチを「RT」にするとルーター機能が有効に、「BR」にすればブリッジ接続になる