grape [グレイプ] lifestyle 快適なテレワーク環境の作り方! 理想の環境に改善するアイテム6選

grape [グレイプ] lifestyle 快適なテレワーク環境の作り方! 理想の環境に改善するアイテム6選

さまざまな企業がテレワークを推進している中、自宅の環境を変えないまま在宅勤務を始める人も多いのではないでしょうか。

テレワークで生産性を維持するためには、仕事に適した環境を整えることが大切です。

テレワークでなんらかの不調を感じているなら、環境を見直すことで解決できる可能性がありますよ。

当記事では、テレワーク環境による健康への影響や、テレワーク環境の作り方のポイントを解説します。

また、テレワーク環境の改善に役立つアイテムも紹介するため、当記事を参考にして快適なテレワーク環境を整えましょう!

目次
  • 2. 快適なテレワーク環境に改善できるもの6選
  • 3. まとめ
  • テレワーク環境は健康にも影響する?

    ※写真はイメージ

    コロナ禍による体調の変化を500人に質問した、ニチバン株式会社のアンケートによると、テレワーク経験者は43.2%が『身体の不調が増えた』と回答しました。

    コロナ禍前と比べて身体の不調が増えた人は、テレワーク経験者のほうが非テレワークの人に比べて11.8%も高くなっています。

    また、約半数が『長時間同じ体勢が続く時』に不調があらわれると回答。テレワークにより、長時間同じ体勢を続けることが、身体に負荷をかけやすいと分かるでしょう。

    テレワークでは、目の疲れや肩こり、不眠などの症状を感じる人が多いようです。

    さらに、テレワークではパソコンやスマートフォンを見る機会が増えるため、姿勢が悪くなるリスクも。

    健康被害を予防、軽減するためには、身体に負担のかからない快適なテレワーク環境を整えることが大切です。

    【自宅】テレワーク環境のガイドライン

    ※写真はイメージ

    厚生労働省では、自宅におけるテレワーク実施場所の環境についてガイドラインを制定しています。テレワーク環境のポイントは下記の通りです。

    ・部屋の換気を行い、窓にはカーテンやブラインドを使用する。・デスクは十分な広さがあり、体型に応じた高さのものを使用する。・イスは安定性があり、角度調節が可能で、ひじ掛け・背もたれがあるものを使う。・位置調整が可能なキーボードやディスプレイ、操作性がよいマウスを使う。・エアコンなどを使い、快適な温度、湿度を保つ。・照明は作業に適した明るさを保つ。

    デスクやイス、パソコンは、無理のない姿勢で仕事に取り組めるものが推奨されています。

    また、テレワークを行う場所は整理整頓を心がけ、十分なワークスペースを確保しましょう。

    快適なテレワーク環境に改善できるもの6選

    テレワークでは、インターネット環境やパソコンなど必要最低限なものに加えて、快適な環境に改善することがとても重要です。

    テレワーク環境が整うと身体への負担が軽減でき、生産性向上にもつながるでしょう。

    オンオフが切り替えやすくなるなどのメリットもあります。

    紹介するアイテムと選ぶポイントを参考に、テレワークの準備を進めましょう!

    デスク

    ※写真はイメージ

    テレワークに適したデスクを選ぶと、仕事に集中して取り組むことができるため、業務効率が向上します。

    デスク選びのポイントは、仕事がしやすい広さと形状のものを選ぶことです。

    オフィスデスクの標準的な大きさである幅120cm×奥行70cmは、デスクトップパソコンを置く場合におすすめ。

    ノートパソコン1台で仕事ができる場合は、幅100cm×奥行60cm以下でも問題ないでしょう。

    複数の書類を広げたりモニターを置いたりするなら、幅140cm×奥行80cm以上のデスクを選ぶと余裕を持って作業ができます。

    「奥行きは取れないけど作業スペースは欲しい」という場合は、L字デスクという選択肢も。

    デスクを選ぶ時は作業に支障が出ないよう、安定性の高いデスクを選んでくださいね

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    【2021年版】テレワーク用デスクのおすすめランキング! 折り畳みタイプを厳選

    イス

    ※写真はイメージ

    身体に合うイスを使うと正しい姿勢を保てるため、腰痛や肩こりを予防、軽減できるほか、長時間作業も快適に行えます。

    テレワークのイスには、高さや背もたれの傾きを調節できるオフィスチェアを選びましょう。

    イスの高さは、座った時に足裏が床に着き、デスクから座面までが約25~30cmになる状態が理想です。

    調節機能があるイスを選び、高さや背もたれを自分に合った位置に設定しましょう。

    長時間作業には、座り心地がよくリラックスできるハイバックチェアがおすすめ。価格を抑えながら機能性もあわせ持つ、ミドルバックのイスも人気です。

    身体の負担を軽くするアイテムであるひじ掛けやヘッドレストも、必要に応じて導入を検討しましょう。

    【2021年版】テレワークにおすすめな椅子・オフィスチェアランキング10選! 選び方やポイントも

    サブモニター

    ※写真はイメージ

    サブモニターを設置すると作業領域が広くなり、業務効率がアップします。

    複数のファイルを開いて比較したり、ウェブサイトを見ながら資料を作成したりする人は、サブモニターを導入すればストレスが軽減されますよ。

    モニターは、目的に応じた種類と解像度のものを選びましょう。モニターの液晶パネルには、『IPS』『VA』『TN』など、いくつか種類があり、それぞれコントラストや色再現性が異なります。

    テレワークには、どこから見ても映像がきれいに映り、発色がよい『IPS』パネルがおすすめ。

    画像解析度については、フルHDの1920×1080ピクセルか、4Kの3840×2160ピクセルのモニターが一般的です。

    通常であればフルHD、より高画質のモニターを希望する場合は4Kを検討しましょう

    【2021年版】テレワーク用モニターおすすめ10選! 選ぶポイントも解説

    モニターアーム

    ※写真はイメージ

    モニターアームは、デスクから浮くような形でモニターを取り付け、自由な角度・位置に調節できるアイテムです。

    モニターアームを使うと正しい姿勢を保ちやすく、デスク上のスペースも有効活用できます。

    モニターアームは、可動域が広いものを選びましょう。

    水平垂直可動式のモニターアームは、左右・高さ・斜めを自由に調整することが可能。水平や上下にだけ動かせるタイプもありますが、利便性を考えると水平垂直可動式のモニターアームがおすすめです。

    また、設置方法はデスクに挟んで固定するクランプ式か、デスクの穴に通して頑丈に固定できるグロメット式を選びましょう。

    なお、モニターアーム購入前に『VESA規格』に対応したモニターかどうかの確認を忘れずに!

    『VESA規格』とは、アームやスタンドに取り付ける際に使う、ネジ穴の間隔について定められている国際基準規格のことです。

    モニターが『VESA規格』に対応していない場合、アームを取り付けられない場合があるので、注意してくださいね。

    ノートパソコンスタンド

    ※写真はイメージ

    ノートパソコンスタンドは、ノートパソコンやタブレットを浮かせて設置できるアイテムです。キーボードに角度が生まれるためタイピングがしやすくなり、パソコンにこもる熱を逃します

    ノートパソコンスタンドは、角度と高さを微調整できるものが便利です。中には固定されているものもあるため、調節可能かを確認しておきましょう。

    また、パソコンの重量に対応できる安定性の高いノートパソコンスタンドを選ぶことも大切。

    特に、よくタイピングをする人には、頑丈な造りで2~3kg以上の重量があるノートパソコンスタンドがおすすめです。

    テレワークに限らず、外出先や商談でも使いたい人は、持ち運びができるものや回転機能があるノートパソコンスタンドを検討してもよいでしょう。

    フットレスト

    ※写真はイメージ

    フットレストを利用すると、足の疲れやむくみが軽減され、リラックスした状態で仕事に取り組めますよ

    イスが高くて足が浮いてしまう場合も、フットレストがあれば正しい姿勢を保つことができます。

    テレワークで使用するフットレストには、高さや角度調整が自由にできる据え置き型がおすすめ。やや硬めの材質で天板が大きめのタイプは安定感があり、足をしっかりと乗せることができます。

    フットレストはさまざまな製品が販売されているため、収納力やデザインで選んでもよいでしょう。

    まとめ

    ※写真はイメージ

    テレワーク環境は、健康管理や生産性に大きく関わります。身体に負担をかけず、無理のない姿勢で仕事ができるテレワーク環境を整備しましょう。

    快適なテレワーク環境を作るためには、自分の仕事内容にふさわしいアイテムをそろえることが大切です。デスクやイスは、体型に合うものを選びましょう。

    サブモニターがあれば業務効率もアップ。モニターアームやノートパソコンスタンドを利用すれば、姿勢を正しく保つことができる上、スペースを有効活用できます。

    足の疲れが気になる場合は、フットレストの使用がおすすめです。

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    [文・構成/grape編集部]