靴のメンテナンス専門のプロもやっている「ブーツが長持ちする4つの技」
GISELe(ジゼル)
もう二度と出会えないかもしれない、自分的お気に入りの1足を大切に、ずっとつきあっていくために。その大きな分かれ道となる、あなどれないきちんとしたメンテナンスの方法。おろしたての見た目を保つ、お手入れ方法を靴の専門家が徹底解説!≫靴のメンテナンス専門のプロも使う「ブーツが長持ちする」クリームやカビとりグッズの一覧METHOD-1【購入時の型紙で形くずれさせない】「買ったときに入っていた紙や型紙が意外と有能。保管時に入れておけば、除湿+美しい形をキープしてくれます。ないときは新聞紙を靴に合わせて丸めればOK。また、エナメルは靴どうし密着したまま収納すると色移りする可能性があるので、気をつけて」(小坂さん)METHOD-2【手間をかけずにケアできるクリーム】「ロングやミドルなど丈の長いブーツはレザー部分が広いだけにふつうの革靴より手間がかかるのが難点。そのため、汚れ落としとツヤ出しをあわせもったクリームを使用すると効率的。色あせが気になるときは同色の靴クリームを塗布し、豚毛ブラシで磨き上げてください」(小高さん)METHOD-3【カビが生えてしまったら?】▶カビの生えた部分に専用シートをON「除菌力が高いカビ取りシートを使い、カビが発生している箇所を徹底除去。布を使うと、1度カビをふいた布から移ることもあるので、使い捨てのシートタイプが衛生的」(小坂さん)▶モールドクリーナーを吹きかけ除菌「布にスプレータイプの除菌剤をつけ、靴を丁寧にふきます。カビ取りシートだけでも問題ないですが、スプレーの除菌剤を加えることにより、カビの再発防止につながります」(小坂さん)▶乾燥後、通常のお手入れを「そのあと、風通しのよい場所で完全乾燥させたら、いつものメンテナンスをしてください。乾燥したままはくとひび割れの可能性があるのでクリームで保湿するのが大事です」(小坂さん)METHOD-4【ムートンブーツはスエード同様のケアを】「外側はスエードと同じお手入れで問題ありません。ただ特有のふんわりとした内側は汗で湿りがちなので注意。カビ防止のため、着用後は靴用乾燥剤を入れてください」(石津さん)
GISELe編集部