あらゆるビジネスシーンでの利用に期待大―デル・テクノロジーズのタワー型サーバーに新モデルが登場!

あらゆるビジネスシーンでの利用に期待大―デル・テクノロジーズのタワー型サーバーに新モデルが登場!

部門サーバーから店舗サーバーまで、タワー型サーバーが求められるビジネスシーンとは

デル・テクノロジーズは、「日経コンピュータ 2021年9月2日号 顧客満足度調査 2021-2022」のPCサーバー 部門1 位を取るなど、市場で高い評価を獲得している。新しいタワー型3モデルも、そうした評価や実績に裏打ちされた次世代のタワー型サーバーに最適なラインナップとなっている。タワー型サーバーは以下のようなビジネスシーンで求められるだろう。

まずは、支店のオフィスなどで利用される部門サーバーとしての利用だ。ファイルサーバーや各種データベースなどを格納し、すばやく大量のデータにアクセスできるようにする。近年の働き方改革やリモートワーク対応を受け、オフィス空間は多様化している。サーバールームに集約して設置するだけでなく、ユーザーのデスク周辺に設置して小回りの利く運用を行いたいというニーズが増えている。

次に、研究開発や設計部門などでの開発・検証サーバーとしての利用だ。この場合、必要な計算リソースを高いコスト効率で利用できることが望まれるが、AIを用いた新しいアプリケーション開発のための基盤や、GPUを用いた設計や解析のためのサーバーとして利用したりなどできる。特にクラウドと連携する際、事前にデータ量や所要時間が読みづらく試行錯誤が必要なAIモデル開発には、GPUを搭載したオンプレミスのタワーサーバーが重宝されるだろう。

さらに、工場の製造ラインや建設・医療・介護の現場などで使われるさまざまなシステムでの利用も増えている。センサーデータの収集から、画像や映像の解析、ラインへの組み込み、周辺機器との連携など、特定の産業用途に耐えうる筐体設計や性能設計が求められる。

タワー型サーバーが求められるシーンはほかにもある。流通小売業の店舗や、各種お客様サービス施設、診療所などの拠点サーバーとしての使い方だ。このような拠点は、販売データや顧客データ、医療情報などを安全に扱うことのできる信頼性を備えながら、設置面積が少ないことやリモート管理への対応などが要件となるからだ。

あらゆるビジネスシーンでの利用に期待大―デル・テクノロジーズのタワー型サーバーに新モデルが登場!

前モデル比37%減のコンパクト化を実現、静音性は通常オペレーション時で24dBにまで到達

こうしたビジネスシーンでの利用に対し、デル・テクノロジーズの新世代タワー型サーバーはさまざまなユーザーメリットを提供する。PowerEdge T150、T350、T550に共通する特徴は大きく4つある。

1つめは、軽量化・コンパクト化の追求だ。たとえばT350の場合、従来モデルのT340と比較して、高さが14%減の382.5mmに、横幅が20%減の175mmに、全体積で37%減のコンパクト化が実現された。一般的なオフィスのデスクは高さ700mm、幅1200mm程度であることを考えると、デスクの上や足下においてもまったく違和感のないサイズを実現していることになる。T150にいたっては、高さ360mm、横幅175mmとさらにひとまわり小さく、キャビネットやクローゼットの中に収納することも可能だ。

2つめは、より静かになったことだ。サーバーの静音性は、快適なオフィス空間をつくる上で欠かせない。特に近年は、リモートワークの定着とともにオフィス空間に対して、人と人とのコラボレーションがしやすい空間や、クリエイティブな作業に集中しやすい空間であることが求められる。高速回転するファンやHDDを搭載した本体の振動などにより騒音が発生しないことが重要になる。静音性を謳うサーバーの場合、騒音の大きさは「ささやき声や郊外の深夜」に相当する30dB程度が一般的だ。処理の負荷が高まると「図書館、静かな住宅地の昼」に相当する40dbに達するものも少なくない。これに対し、T150は、室温35℃で通常オペレーション時で24dB、室温28℃でのアイドル状態で23dBを実現している。20dBは「木の葉の触れあう音、置き時計の秒針の音(前方1m)」であり、体感的には『まったく音がしないレベル』といってもいい。

iDRACによる充実のリモート管理を提供、標準メニューで7年延長保守が選択可能に

3つめは、リモート管理機能の充実だ。PowerEdgeサーバーには、リモート管理機能として「iDRAC(integrated Dell Remote Access Controller:アイドラック)」が用意されている。通常のネットワークとは別に専用ネットワークで接続するため、OSの停止や起動だけでなく、本体の電源オン/オフ、遠隔からのファームウェアのアップデート、BIOS設定なども可能だ。アクセスもWebブラウザ経由で実施でき、ハードウェアの正常性やシステムの状態確認、ハードウェアやソフトウェアのログ取得など、システム管理に関係するさまざまな情報を一元で把握できる。また、無料の管理ツール「OpenManage」を利用すれば複数のサーバー管理も可能だ。社内ネットワークだけでなく、社外ネットワークからリモートアクセスできる。オフィス内に設置したサーバーに対して在宅勤務時にリモートから管理したり、店舗に設置したサーバーを店舗の従業員の手を借りずに本部からリモートで管理したりといったことが可能だ。

4つめは、7年間の保守サポートを標準提供することだ。一般的なサーバーの場合、保守サポート期間は5年に設定されている。しかし工場や店舗、医療・介護施設などの産業向けシステムは10年以上の長期にわたって利用されるケースも少なくない。そこで、それらのシステムに組み込まれて利用されることの多いタワー型サーバーも7年延長保守を標準メニュー化し、システムのライフサイクル全体を最適化できるようにしている。ちなみに、デル・テクノロジーズの7年延長保守はほぼすべてのサーバー製品ラインナップで標準的に選択可能だ。

NVIDIA A40、A30 GPUを最大2基搭載可能で、試行錯誤の評価・開発用途にも最適

最後に、それぞれのモデルの特徴を簡単に紹介しておこう。T150は、インテル Xeon E-2300プロセッサー(Coffee Lake-E)を1台搭載し、メモリは最大128GB、ストレージは3.5インチベイ最大4基を搭載可能で、電源は非冗長となる。T350は、T150とCPU構成は同じで、メモリが128GB、3.5インチベイが最大8基となる。電源の冗長化が選択可能なほか、ハードウェアRAID内蔵のブートOS専用ストレージ「BOSS-S2」も前面に備え、稼働状態でのディスク交換も可能だ。T550は、第3世代インテル Xeonスケーラブル プロセッサー(Ice Lake)を2台搭載し、メモリは最大1TB、ストレージは3.5インチベイで最大8基、NVMe、BOSS-S2、電源冗長化にも対応する。また、NVIDIA GPUをサポートし、NVIDIA A40、A30を最大2GPU搭載可能だ。事前にデータ量や所要時間が読みづらく試行錯誤が必要なAIモデル開発や、手元に置いて評価・開発用途にサーバーを使用したい時には、GPUを搭載したオンプレミスのタワー型サーバーが重宝されるだろう。

タワー型サーバーは、オフィスや店舗向けのサーバーから、工場向け組み込みシステム、AIを活用した研究開発システムなど、これまでより広く深いビジネスシーンに関わるようになっている。堅牢で長期間の利用が求められる一方、手ごろで使い勝手の良いサーバーへのニーズは高まっている。デル・テクノロジーズの次世代モデルT150、T350、T550は、あらゆる規模の組織に柔軟でパワフルなソリューションを手頃な価格で提供するものだ。Windows Server 2012の延長サポート終了を1つのきっかけに、新モデルの導入を検討してみてはいかがだろうか。

■関連リンク>>PowerEdgeサーバーカタログ

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