倶楽部情報局 レノボ「Yoga Tab 13」実機レビュー = モバイルディスプレーになる大画面Androidタブレットは超便利だった-倶楽部情報局
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本日は、ASCII倶楽部の人気記事「レノボ「Yoga Tab 13」実機レビュー = モバイルディスプレーになる大画面Androidタブレットは超便利だった」を紹介します。
レノボは13型2K(2160×1350ドット)ディスプレーを搭載したAndroidタブレット「Lenovo Yoga Tab 13」を販売開始した。
本製品はDolby Vision対応ディスプレー、Dolby Atmos対応4スピーカー、そして高性能なプロセッサー「Snapdragon 870」を搭載。このほかにもmicroHDMI入力端子、キックスタンドを装備し、ペン入力に対応するなど機能も非常に充実。それでいて参考価格は8万7780円と高コスパの魅力的なモデルなのである。
レノボ・ジャパン「Lenovo Yoga Tab 13」参考価格8万7780円
スペックは充実メモリーカードスロット非搭載は残念
「Lenovo Yoga Tab 13」はOSに「Android 11」、SoCに「Snapdragon 870」を採用。メモリー(RAM)は8GB、ストレージ(ROM)は128GBを搭載している。ただし、microSDメモリーカードスロットは搭載しておらず、ストレージを増量できない。
ディスプレーは13型2K液晶(2160×1350ドット、196ppi、16:10、輝度400cd/平方m、色域sRGB 100%、グレア、Dolby Vision対応、10点マルチタッチ対応、ペン対応)。前述のとおりにmicroHDMI入力端子を備えており、バッテリーを内蔵したモバイルディスプレーとして利用できる。
映像だけでなくサウンド機能にも注力。Dolby Atmosに対応した4つのJBLスピーカーを内蔵。ライブ映像、ポッドキャスト、ビデオなどコンテンツに応じたオーディオチューニングが施されているという。
インターフェースはUSB 3.1 Gen2 Type-C(OTG機能、オーディオ出力、DisplayPort1.4出力対応)、microHDMI(HDCP 1.4対応)を搭載。ワイヤレス通信機能はWi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.2をサポートする。
本体サイズは293.4×204×6.2~24.9mm、重量は約830g。10000mAhのリチウムイオンポリマーバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間は約12時間とされている。本体カラーはシャドーブラック一色。キックスタンドのヒンジ側が大きく膨らんだフォルム、背面の1/2以上を覆う布面が独特なデザインだ。
本体前面。13型2K液晶(2160×1350ドット、196ppi、16:10、輝度400cd/平方m、色域sRGB 100%、グレア、Dolby Vision対応、10点マルチタッチ対応、ペン対応)
本体背面。上には布が貼られていて触り心地がいい。下のキックスタンドは180度開く。キックスタンドのゴムは断面が「C型」となっており取り外し可能だ
本体上面にはマイク×2、スピーカー×2、本体下面にはスピーカー×2が内蔵されている
右側面にはマイク、ボリュームボタン、電源ボタン、USB 3.1 Gen2 Type-C、左側面にはmicroHDMI端子が配置されている
パッケージには、本体、ACアダプター(30W)、USB Type-C to USB Type-Cケーブル(充電用)、USB Type-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブル、microHDMI to HDMI変換ケーブル、説明書類が同梱されている
本体の実測重量はカタログスペックとまったく同じで830g
自分のタイミングで画面の縦横表示を切り替えられる「スマートローテーション」
本製品のデザイン上の最大のアクセントはキックスタンド。このキックスタンドは180度まで展開可能で、タブレット、スタンド、チルト、ハングなどの4つのスタイルで利用できる。ユニークなスタイルが「ハング」で、なにか突起などがあれば手軽にぶら下げられる。キッチンの取っ手などにぶら下げて、料理レシピなどを表示すれば調理がほかどおりそうだ。
ソフトウェア面で気に入ったのが「スマートローテーション」機能だ。
「自動回転」をオフ、「スマートローテーション」をオンに設定しておくと、本機の縦横を持ち替えると、画面の隅に縦横表示を切り替えるアイコンが数秒表示される。筆者は床に寝転がりながら、仰向けになったり、横向きになったりしつつ漫画を読むことがよくある。姿勢を変えたときに、自分のタイミングで画面の縦横表示を切り替えられるのは便利だ。
左上がタブレット、右上がスタンド、左下がチルト、右下がハングスタイル。キックスタンドの根本が大きく膨らんだ独特の形状だが、適度な厚みが意外と持ちやすい
「自動回転」をオフにしていても、「スマートローテーション」をオンにしておけば……
ボディーの縦横を持ち替えると、画面の隅に縦横表示を切り替えるアイコンが数秒表示される
1発接続のモバイルディスプレーが超便利表示性能も測定してみた
最も重宝したのはモバイルディスプレーとしての機能。USB Type-Cケーブル1本でノートPCと接続できるモバイルディスプレーはすでに持っているが、microとはいえHDMI経由のほうが接続する機器を選ばない。
また大容量バッテリーを内蔵しているので、ノートPCと接続した際にそちらのバッテリーを消費しないで済む。なによりLenovo Yoga Tab 13を将来的にAndroidタブレットとして使わなくなったとしても、モバイルディスプレーとして余生を送らせられる。末永く使えそうだ。
なお、Windows環境でカラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で色域を実測したところ、sRGBカバー率99.4%、AdobeRGBカバー率77%、DCI-P3カバー率76.7%という広色域を確認できた。
グレア(光沢)ディスプレーなので映り込みは気になるが、400cd/平方mと高輝度なので、画像、映像を鮮やかに、階調豊かに表示可能だ。
microHDMI to HDMI変換ケーブルでノートPCと接続すればすぐ使える。Lenovo Yoga Tab 13側での操作は必要ない
画面をタップすると、明るさと画面比率を変更可能
実測したsRGBカバー率は99.4%、sRGB比は104.1%
400cd/平方mと高輝度で、グレア(光沢)仕様なので、鮮やかに、階調豊かに画像や映像を表示できる
続きは「レノボ「Yoga Tab 13」実機レビュー = モバイルディスプレーになる大画面Androidタブレットは超便利だった」でお楽しみください。
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