カロッツェリアで、車内をネット空間に ジャパンキャンピングカーショー2022

カロッツェリアで、車内をネット空間に ジャパンキャンピングカーショー2022

サイバーナビ 定額でネット使い放題

人気の三菱デリカD:5にはカロッツェリアのシステムが満載。車種専用取り付けキットを使用してサイバーナビAVIC-CQ912-DCが美しく装着されている。見やすくて高画質な9型大画面を搭載。

カロッツェリアで、車内をネット空間に ジャパンキャンピングカーショー2022

執筆/撮影:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)カロッツェリアは1月に開催された「東京アウトドアショー2022」に続いて、「ジャパンキャンピングカーショー2022」にもブースを出展。【写真】パイオニア・ブースを見る【キャンピングカーショー2022】 (23枚)デリカD:5のデモカーを持ち込み、サイバーナビやディスプレイオーディオ、車載Wi-Fiルーターなどの製品アピールに積極的だ。やはり注目となるのはフラッグシップモデルとなる「サイバーナビ」。ネットワークスティックと呼ばれる通信モジュールを搭載し、なんと定額でインターネット環境が使い放題になる。キャンプ場までの行き帰りはロングドライブとなることも多いが、そんなときでもYouTube、Amazon Fire TV Stickなど通信を利用するエンタメソースや、手持ちのスマホ、ノートパソコン、タブレット、ネットワーク対応ゲーム機などで退屈をせずに楽しめるのは嬉しい。さらに独自の「レコーダーアクセス機能」によって自宅に設置しているHDDレコーダーの受信映像・録画映像の遠隔再生まで可能だ。オプションのモニターをシステムに接続すれば同乗する家族の満足度も一段と高まるだろう。

ネット接続 カーナビのメリット

天井に装着されているのは13.3型画面を持つTVM-FW1300-B。ヘッドレストに装着されているのは10.1型画面を持つTVM-PW1000。

そして通信はナビ機能でも大いに役立ち、最新の地図更新データを車内から手軽にダウンロードして、つねに新鮮な地図を使い続けられる。新設、延長された道路を利用した効率的なルート案内が可能になり、新規オープンの施設を検索することもできる。また、カロッツェリア独自のスマートループ渋滞情報の取得も行え、精度の高い渋滞回避ルート探索ができるのも嬉しいポイント。駐車場の満・空情報やガソリンスタンド価格情報、天気予報といったドライブに役立つデータも取得OKだ。なお通信料金は1年目は無料で、2年目以降は365日プランの場合1万3200円。停車中でも制限なく使用できる。

DA+車載Wi-Fiルーターはいかが?

サイバーナビやディスプレイオーディオの実機にも触れられる。右下が、ディスプレイオーディオの「DMH-SF700」で、Apple CarPlay、Android Autoに対応し、スマホ機能を快適・安全に使用できる。奥の車載Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」は定額でインターネット環境が使い放題。docomoが展開するdocomo in Car Connectに対応する。

カーナビほどの多機能は必要ないものの、扱いやすく高音質なカーAVユニットが欲しいという人にはフローティングスタイルの9型大画面を搭載したディスプレイオーディオ「DMH-SF700」がオススメ。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、スマホの機能を安全、快適に利用できる。地図やメッセージを確認したり、YouTubeの視聴やストリーミングオーディオアプリの再生なども可能だ。音声認識機能も活用できる。これに通信料金を気にせずに定額(365日プランで1万3200円)でインターネット環境が使い放題になる車載Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」との組み合わせがオススメで、もちろんスマホだけでなく他のさまざまなネットワーク機器の接続が可能だ。なお、利用は走行時及び、走行前30分、走行後1時間までに限られている。カロッツェリアには毎週末ごとにドライブに出かけるようなアクティブ派に最適なモデルが数多く揃っている。新車購入の際や愛車のグレードアップを図りたいときには是非チェックしてほしい。

執筆 AUTOCAR JAPAN編集部

最終更新:AUTOCAR JAPAN