3,000円未満のIRカメラWindows Helloの顔認証を使う
冬になると手荒れが気になる季節になった。不運なことに水仕事の連続で筆者の指はボロボロ。そして認識しなくなる指紋認証。
毎回指紋認証失敗からのPIN入力が辛くなってきたため、自宅のデスクトップPCでも顔認証を導入することにした。
顔認証については2015年に登場したWindows 10からWindows Helloが搭載されることにより、OSレベルでサポートされるようになった。
このWindows Hello(顔認証)は通常のWebカメラでは動作しない。Webカメラに加えて近距離赤外線(IR)が搭載されたWindows Helloと互換性のあるハードウェアが必須となる。
例えばCyberLinkのYouCamといったサードパーティ製ソフトウェアを使えば通常のWebカメラでもユーザー体験レベルでは同様の機能を持たせることは可能になる。しかし現状更新されておらずWindows 11で動くかわからない点とあまり無駄にソフトをインストールしたくないという気持ちから、今回はWindows Hello(顔認証)に対応したハードウェアを揃えるところから始めることにした。