ほぼすべてのGoogleアカウントが年内に二段階認証へ自動移行か

ほぼすべてのGoogleアカウントが年内に二段階認証へ自動移行か

これがスタンダードに~。

ユーザーネーム(メールアドレス)とパスワードを入力すれば、どこでもササッとログインしてGmailを使えていたのも、今は昔となりそうです。時代はセキュリティ対策の強化が標準で求められ、その最低限の仕様に二段階認証が必須へ…。あのログインしたら、携帯電話番号に認証コードが届いたり、スマホでGoogleプロンプトが表示されて、もう一手間かかってしまう仕組みですね。

以前より、年内には新たに1億5000万に上るGoogleアカウントへのログインについて、二段階認証がデフォルトに変わると発表されてきましたが、このほどArs Technicaは、すでに一部のユーザーを対象に強制移行手続きがスタートしている様子を報じました! どうやらGoogleアカウントに、別のメールアドレスや携帯電話番号を紐付けて、確認用に登録が済んでいる全ユーザーが対象のようで、強制的に二段階認証でのログインが必須となる1週間前に、そのことが順番に通知されていってるみたいです。ただし、有料のGoogle Workspaceのアカウントだけは、各組織団体の管理者に移行を決定できる権限が付与されているため、まだ猶予が設けられているんだとか。

ほぼすべてのGoogleアカウントが年内に二段階認証へ自動移行か

面倒だな。そうつぶやく人がいるのは当然ながら、もはやパスワードだけで安全にサービスを使い続けられる時代ではなくなったということでしょうかね? ただ、もしいつも使ってるスマホが手元にないときは、やはり不便に感じてしまうでしょう。ちなみにGoogleの本音は、もっともっとセキュアな「Titanセキュリティキー」を買って使ってねってことなのかもしれませんけど。

Source: Google via Ars Technica

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