eSIMって? 海外長期滞在中にiPhoneをおトクに使う方法 出張や留学におすすめ|TIME&SPACE by KDDI

eSIMって? 海外長期滞在中にiPhoneをおトクに使う方法 出張や留学におすすめ|TIME&SPACE by KDDI

旅行、出張、留学……海外に長期間滞在することが決まった。現地でもいつもと同じようにスマホを使いたい。さてどうすればいいのか?

これまで、海外長期滞在中にスマホを利用する場合、Wi-Fiルーターをレンタルするか、現地のプリペイドSIMを購入するのが一般的だった。

Wi-Fiルーターはスマホ、タブレット、PCなど複数台接続できて便利だが、荷物になり、紛失のリスクもあるほか、充電が面倒というデメリットも。また、空港などで受け取りと返却をしなければならず、手続きの際に待たされることもあるうえ、帰国時に返却を忘れると厄介だ。長期間レンタルし続けると料金もかさむ。

プリペイドSIMは価格の安さが魅力だが、こちらも紛失のリスクは避けられないうえ、SIMロック解除が必要で、カードの差し替えにも手間がかかる。端末が1台だと、現地のSIMを挿しているときは日本の電話番号で発着信できないというデメリットもある。

そこで、北米に1週間~1カ月程度の滞在を予定しているiPhoneユーザーにおすすめしたい新サービスがauの「海外データeSIM」だ。SIMカードを差し替えることなく、auの電話番号を持ったまま、2回線目として現地のデータ通信を利用することができる。長期滞在ならWi-Fiルーターに比べて料金もお得で、auユーザーならSIMロック解除も不要だ。

eSIMって? 海外長期滞在中にiPhoneをおトクに使う方法 出張や留学におすすめ|TIME&SPACE by KDDI

そもそもeSIMとは、スマホやケータイを利用するのに欠かせないSIM(携帯番号などが埋め込まれたカードのこと)を、物理的なカードではなく、データとして端末本体に埋め込んだもの。

auの「海外データeSIM」なら、海外に行った際でも現地のプリペイドSIMなどを購入して差し替える必要がなく、アプリでiPhone内のeSIM情報を書き換え、すぐに現地のキャリアを利用して通信を行うことができる。アプリから登録し、プランを購入、そしてeSIM情報をダウンロードするだけなので、初心者でも利用は簡単だ。

eSIMをアクティベートすると、ネットワーク状態を表す左上のステータスアイコンが「主回線」「副回線」の2段で表示される2つの回線のどちらをデフォルト回線にするかを選択。副回線をデータ通信のみの利用に設定することも可能

対象エリアは「アメリカ」「カナダ」「メキシコ」(アメリカ本土 / アラスカ / ハワイ / カナダ / メキシコ / プエルトリコ / 米領バージン諸島 ※グアムは対象外)。

対象端末は、デュアルSIMに対応し、iOS 12.1以降を搭載した「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」。au iPhoneのSIMロック期間中でも利用でき、au以外のiPhoneでもロック解除すれば利用可能だ。

「海外データeSIM」の料金は5GB 5,800円、8GB 8,900円で、30日間有効。対して、レンタルWi-Fiの場合、1日1,000円前後が一般的。一週間以上の長期滞在なら、Wi-Fiルーターをレンタルするよりもリーズナブルだ。また、定額なので高額請求の心配もなく、安心して使うことができる。

なお1週間以下の滞在なら、24時間980円の定額で利用できる、auの「世界データ定額」がおすすめ。こちらも機器をレンタルしたりする必要はなく、アプリを使って簡単に設定・利用ができる。利用開始してから24時間で自動切断され、もう一度利用開始ボタンを押すまでは料金が発生しないのも安心。

「海外データeSIM」はauの24時間日本語サポートにも対応。渡航先で設定などに困った際、いつでも日本語で相談することができる。不慣れな海外滞在において、この安心感は計り知れない。

海外でもいつものiPhoneがそのまま使えて、料金面もサポート面も安心なauの「海外データeSIM」。旅行、出張、留学などのために北米に1週間以上滞在予定で、「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」のユーザーなら、利用しない手はない。