ミニ株って何?メリット・デメリットやおすすめ証券会社を紹介! | Wealth Bridge

ミニ株って何?メリット・デメリットやおすすめ証券会社を紹介! | Wealth Bridge

「株式投資を始めたいけど最初から数十万円もの資金を使うのは不安」といった方も多いのではないでしょうか。

最初から多額の投資を避けたい場合は、ミニ株(単元未満株)という制度を利用することで、数千〜数万円といった少額の資金で株式投資を始めることができます。

この記事では、ミニ株(単元未満株)の内容やメリット・デメリット、おすすめの証券会社などについて紹介します。

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  1. 【初心者向け】株の始め方と失敗しないためのコツは?
  2. 【初心者必見】株の買い方は?口座開設から購入までを解説!
  3. おすすめの証券会社10選!初心者におすすめの口座は?

目次

  1. ミニ株・単元未満株とは?
  2. ミニ株・単元未満株のメリット
    1. 少額から取引できる
    2. 細かい数量のコントロールができる
    3. 分散投資ができる
    4. ミニ株・単元未満株でも配当金を受け取れる
    5. アプリ対応の証券会社ならスマホで簡単に取引ができる
  3. ミニ株・単元未満株のデメリット
    1. 単元株よりも手数料が割高になる
    2. 対象銘柄が限られている
    3. 1日あたりの注文の約定回数が固定されている
    4. 株主優待は基本的に受けられない
  4. ミニ株・単元未満株の始め方
    1. 取引口座の開設
    2. 各証券会社のミニ株・単元未満株の名称を確認しておく
  5. ミニ株(単元未満株)投資ができるおすすめの証券会社は?
    1. LINE証券「いちかぶ」 リアルタイム約定の取扱銘柄数が豊富
    2. PayPay証券 1000円から優良企業の株主になれる
    3. SBIネオモバイル証券「S株」 Tポイントを使って投資ができる
    4. SBI証券「S株」 口座開設数が多く初心者にもおすすめ
    5. auカブコム証券
    6. マネックス証券「ワン株」 株式の買付手数料が無料
    7. 岡三オンライン証券「単元未満株」 分析ツールに定評がある
    8. 野村證券 お得なオンラインサービスと信頼性の高い投資情報の相乗効果
    9. CONNECT「ひな株」 業界大手グループ運営の安心感とかわいらしいアプリが特徴
    10. SMBC日興証券「日興フロッギー」 サイト内の掲載記事から株式が購入できる
  6. ミニ株・単元未満株の銘柄はNISA口座での購入がおすすめ
  7. ミニ株・単元未満株おすすめ銘柄10選
    1. おすすめ銘柄①:ニトリホールディングス(9843)
    2. おすすめ銘柄②:GMOペイメントゲートウェイ(3769)
    3. おすすめ銘柄③:リンナイ(5947)
    4. おすすめ銘柄④:花王(4452)
    5. おすすめ銘柄⑤:マツダ(7261)
    6. おすすめ銘柄⑥:東武鉄道(9001)
    7. おすすめ銘柄⑦:丸紅(8002)
    8. おすすめ銘柄⑧:昭和電線ホールディングス(5805)
    9. おすすめ銘柄⑨:ソディック(6143)
    10. おすすめ銘柄⑩:ツインバード工業(6897)
  8. ミニ株(単元未満株)制度は投資初心者にもおすすめ
  9. ミニ株・単元未満株に関するQ&A
  10. まとめ

ミニ株・単元未満株とは?

ミニ株や単元未満株とは何のこと?

「株式ミニ投資」の通称で、特定の証券会社や銘柄なら通常より少ない資金で株取引ができる制度のことです。単元未満株とは、ミニ株を含む基準とされている売買単位に満たない株式のことを言います。日本国内の上場企業は基本的に1単元100株に統一されているため、99株以下の国内株式が単元未満株とみなされます。

ミニ株とは、特定の証券会社や銘柄において通常より少ない資金での株取引を可能にする制度のことで、「株式ミニ投資」の通称です。具体的には『定められている株式売買単位÷10』の単位で売買できる制度となっており、たとえば元々100株単位での取引が必要な銘柄の場合、ミニ株では10分の1である10株単位から取引が可能となります。

ミニ株を含む、基準とされている売買単位に満たない株式のことを「単元未満株(たんげんみまんかぶ)」と呼びます。株式の世界における「単元」というものは株の売買単位のことを表し、日本国内の上場企業は一部を除いて1単元100株に統一されています。そのため、基本的には1〜99株までの国内株式が単元未満株とみなされます。

(引用:SBI証券公式サイト)

ちなみに、基準値に則った株式のことを「単元株」と呼びます。日本の場合、国内株式は1単元100株と決められているため、単元株は100、200、300…と単位が増加していきます。

1株あたり株価1000円の銘柄を例に挙げて、単元株・ミニ株・単元未満株それぞれに必要な資金の違いを見ていきましょう。

株価1000円の銘柄を…
単元株(100株単位) で購入する場合ミニ株(10株単位) で購入する場合単元未満株(1株単位) で購入する場合
1000円×100株= 10万円 の資金が必要1000円×10株= 1万円 の資金が必要1000円×1株= 1000円の資金が必要

※取引時にかかる諸手数料は除外しております

上記の金額が、株を購入する際に最低限必要となってくる資金です。こう見ると、ミニ株や単元未満株が少ない資金で取引できることがわかるでしょう。このようなことから、まとまった資金が用意できない方や少ない金額で投資を始めたい方に人気のサービスとなっています。

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ミニ株・単元未満株のメリット

ミニ株・単元未満株の投資にはどんな魅力があるの?

最大のメリットは、少額投資ができる点や、株式を細かい単位で売買できる点です。他にも投資初心者やまとまった資金を用意できない人などにとって多くのメリットがあります。反対に、手数料が比較的割高になるなどの欠点もあるので、メリット・デメリットどちらも十分理解しておくことが重要です。

メリットは、次のとおりです。

通常の株式投資に比べ少ない手元資金で投資をスタートできます。一般的に日本国内の株式を買う場合は100株単位が基準であり、数万円で購入できるものもありますが基本的には数十万円、場合によっては数百万円の資金が必要です。しかし、ミニ株は最少10株単位での取引ができます。通常であれば10万円の資金が必要な銘柄も、10分の1の金額である「1万円」で購入ができるのです。

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通常の株式投資では取引単位が100株のため、例えば1株1000円の株だと、追加購入したい場合、10万円(100株)、20万円(200株)、30万円(300株)のように、100株単位で金額が大きくなってしまいます。

しかし、ミニ株であれば1株または10株単位で売買できるため、自分の懐事情や予算に応じて細かい数量のコントロールができます。

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単元株での株式投資より1つの銘柄に投資する金額を少なくできるため、分散投資をしやすいこともメリットの一つです。

例えば、トータル100株購入するに際しても、単元株のように一括で購入するよりも、時間を分散して少しずつ株数を増やしていくことで、高値掴みのリスクを抑えることが可能です。

また、ミニ株・単元未満株であれば、時間分散だけでなく、少額で複数の銘柄に投資することができるため、購入した1つの銘柄が暴落した場合があっても全体で損失をカバーすることができます。

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通常の株式投資と同様に、保有株数に応じて配当金を受け取ることができます。また、銘柄によっては株主優待が受け取れる場合もあります。

ミニ株・単元未満株に対応した証券会社も多くあり、スマホ操作のみで取引ができるため大変便利です。

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ミニ株・単元未満株のデメリット

次のようなデメリットがあります。

少ない株数から購入できますが、単元株に比べて手数料が割高になります。できるだけ手数料を減らすため、株価の安い銘柄は単元株で購入し、株価の高い銘柄はミニ株・単元未満株を利用するなどの工夫を行い、手数料を節約しましょう。

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ミニ株や単元未満株投資ができる証券会社、そしてその証券会社が取り扱っている銘柄は限られます。全ての証券会社や銘柄でミニ株投資ができるわけではありません。

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大抵の証券会社においては、ミニ株や単元未満株は売買価格を決定するタイミングが固定されています。そのタイミングは1日1〜3回であることが多く、注文可能時間の間であれば自身の判断したタイミングで取引ができる「単元株」とは勝手が異なります。リアルタイムの取引ができず、理想の価格を逃してしまう可能性がある点はデメリットといえるでしょう。

そのため、デイトレードのような短期売買には不向きであり、できるだけ長期投資で行うことがおすすめです。長期投資であれば、1日単位の株価変動に動揺することなく、安心してミニ株・単元未満株投資が可能です。

証券会社によって異なるが注文時間は24時間受け付けているところが多い。注文が確定して取引が成立する約定の時刻に関しては証券会社によって変わる。

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ミニ株って何?メリット・デメリットやおすすめ証券会社を紹介! | Wealth Bridge

ミニ株・単元未満株では、基本的に株主優待を受けることができません。ただし、例外的に可能な銘柄もあるため、各銘柄の会社ホームページ等で確認してみましょう。

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ミニ株・単元未満株の始め方

ミニ株・単元未満株の投資を始めるには何をすればいいの?

まずは取引ができる証券会社を調べ、その中から口座開設する流れになります。また、各証券会社によってミニ株・単元未満株の名称が異なるので、その点はあらかじめ確認しておきましょう。

始める前の準備として、取引口座の開設と、各証券会社のミニ株・単元未満株の名称の確認を行うようにしましょう。

まずは取引する口座を開設しましょう。おすすめはネット証券です。なぜなら、口座の開設や売買などの取引をインターネットで完結して行うことができるほか、実店舗を持たないため手数料が低く抑えられているからです。

さらに、ネット証券であれば、自分が好きなタイミングで手軽に取引ができたり、銘柄情報をインターネットで詳しく調べることができたりと豊富なメリットがあります。

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証券会社によってミニ株・単元未満株の名称が異なります。例えば、SBI証券は「S株」、マネックス証券は「ワン株」、auカブコム証券は「プチ株」、LINE証券は「いちかぶ」と呼ばれます。また、証券会社によっては手数料やルールなども異なるため、自分が利用したい証券会社の内容についてしっかりと確認しておきましょう。

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ミニ株(単元未満株)投資ができるおすすめの証券会社は?

ミニ株や単元未満株を始めるにはどの証券口座を選べばいい?

取引ができる証券会社の中から自分の条件に合った証券会社を探すことが重要です。以下で紹介されているような証券会社の中から、取扱銘柄や取引時間、手数料などを比較してより自分に合った証券会社を選びましょう。

ここからは、ミニ株投資のおすすめ証券会社について確認していきましょう。証券会社を選ぶ際の参考にしてください。

証券会社名手数料取扱銘柄数
LINE証券無料※「取引コスト」として基準価格の0.2%~1.0%を上乗せ1500以上
PayPay証券東京証券取引所の立会時間内: 基準価格に0.5%を乗じた価格 上記以外の時間: 基準価格に1.0%を乗じた価格160
SBIネオモバイル証券月間約定代金合計50万円以下であれば月額220円東証上場銘柄
マネックス証券買付時:実質無料 ※取引翌月下旬ごろにキャッシュバック 売却時:約定代金×0.55%(最低手数料55円)東証上場銘柄
SBI証券約定代金の0.55%。最低手数料52円東証上場銘柄
auカブコム証券買付時:無料 売却時:約定代金×0.55%(最低手数料52円)東証上場銘柄
岡三オンライン証券2万円まで 220円(税込) 3万円まで 330円(税込) ※インターネット経由で取引をした場合東証上場銘柄
野村證券オンラインサービス 一律1.100% 最低手数料金額:550円東証上場銘柄
CONNECT無料 ※「スプレッド」として基準価額の0.5%を上乗せ300以上
SMBC日興証券買付時:0%~1.0% ※100万円まで無料売却時:0.5%~1.0%SMBC日興証券が指定する銘柄(約3700)
(画像=LINE証券「いちかぶ」公式サイトより)LINE証券で口座開設をする
サービス名いちかぶ
手数料無料※「取引コスト」として基準価格の0.2%~1.0%を上乗せ
約定即時約定
取引時間日中取引:9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50夜間取引:17:00~21:00
取扱銘柄1500以上

※2021年11月時点

LINE証券のいちかぶは、リアルタイム約定の取扱銘柄数が豊富な単元未満株です。業界大手のSBI証券は約定タイミングが固定されており、リアルタイムでの取引はできないため、LINE証券「いちかぶ」の強みといえるでしょう。往復の日中取引コストは0.4%~1.0%と業界最低水準です。

LINE公式アカウントを使ったAIチャットサポートを行っているため、困ったことがあればすぐに問い合わせができます。普段の生活でLINEアプリを使い慣れている方にとって、アプリで投資ができるのは嬉しいポイントでしょう。

LINE証券は、2019年8月のサービス開始から約2年2ヶ月後の2021年10月末にネット証券業界最短で100万口座を突破しており、勢いのあるネット証券会社といえます。(LINE証券が調査した大手ネット証券との比較結果:SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券)

LINE証券で口座開設をする関連記事
  1. LINE証券の口コミ・評判は?メリットやデメリットを徹底解説
(画像=PayPay証券公式サイトより)PayPay証券で口座開設をする
サービス名単元未満株
手数料東京証券取引所の立会時間内: 基準価格に0.5%を乗じた価格 上記以外の時間: 基準価格に1.0%を乗じた価格
約定即時約定
取引時間9時〜15時
取扱銘柄160

※2021年11月時点

PayPay証券では、1株単位といった株数毎ではなく、1000円から購入することができます。投資初心者向けに、漫画で投資の基礎知識を学ぶことができるサービスを提供しており、投資家は、特定口座、確定申告、税金など株式投資に役立つ知識を分かり易く理解することが可能です。

また、取引可能な銘柄が厳選されており、日本株では、トヨタ、ソフトバンク、セブン&アイホールディングス、メルカリ、任天堂など、身近で業績の安定した優良企業の株を購入できます。

日本株だけでなく米国株にも投資することができ、アマゾン、メタ、スターバックス、アルファベット、ビザなど、世界的に有名な企業が勢揃いです。

特定口座とは、申告分離課税が適用になる上場株式等の譲渡益課税について、証券会社が投資家の代わりに損益の計算を行い、「特定口座年間取引報告書」を交付する制度です。投資家の選択により、証券会社が納税し、投資家は確定申告不要とすることも可能です。

PayPay証券で口座開設をする(画像=SBIネオモバイル証券公式サイトより)SBIネオモバイル証券の口座開設はこちら
サービス名S株
手数料月額220円:月間約定代金合計50万円以下 月額1100円:月間約定代金合計300万円以下 月額3300円:月間約定代金合計500万円以下 月額5500円:月間約定代金合計1000万円以下 以降、100万円ごとに1100円加算(上限なし)
約定1日3回
取引時間24時間注文受付
取扱銘柄東証(買付、売却) 名証(売却のみ) 福証(売却のみ) 札証(売却のみ)

※2021年11月時点

SBIネオモバイル証券が提供している「S株」の特徴は、Tポイントを使って投資ができることです。また、1ヵ月の約定代金合計金額が50万円以下であれば、月220円(税込)で何回も取引ができます。

SBIネオモバイル証券は業界大手のSBI証券と同じSBIグループの会社であるため、Tポイントが利用できる点や、ミニ株のサービス「S株」がある点などの共通点があります。ただし、手数料に関してはSBIネオモバイル証券とSBI証券には違いがあります。SBIネオモバイル証券は「月額料金」というかたちで、最低220円から利用料金が変動する方式ですが、SBI証券には月額料金はなく、取引ごとに手数料がかかる方式がとられています。

SBIネオモバイル証券の口座開設はこちらSBI証券で口座開設をする
サービス名S株
手数料買付時:実質無料 ※取引翌月下旬ごろにキャッシュバック 売却時:約定代金×0.55%(最低手数料55円)
約定1日3回
取引時間東証の場合 0:00~7:00:当日前場始値 7:00~10:30:当日後場始値 10:30~13:30:当日後場引け(終値) 13:30~24:00:翌営業日前場始値
取扱銘柄東証(買付、売却) 名証(売却のみ) 福証(売却のみ) 札証(売却のみ)

※2021年11月時点

SBI証券は、同じSBIグループのSBIネオモバイル証券と同じく「S株」という単元未満株を提供しています。SBIグループはグループ全体の証券口座開設数が720万を突破しており、いわずと知れた大手証券会社です。

業界を牽引するような格安の手数料や、取り扱い商品や銘柄の豊富さなどの観点から、口座を持っておいても損はないといえるでしょう。

また、S株以外の商品・サービスも充実しており、IPO取扱実績においては、2021年3月通期の全新規上場会社数の約93.0%となっています。SBI証券では、投資信託の購入に「三井住友カード」を利用した投信定期買付サービスがあり、毎月1回上限5万円でVポイントが0.5%〜付与されるのもおすすめできる点です。

さらに、SBI証券の口座と住信SBIネット銀行の口座を連携すると、高金利が魅力のSBIハイブリッド預金を利用することが可能です。利息は毎月発生し、毎月第三土曜日に計算され、翌日にSBIハイブリッド預金残高に入金されます。SBIハイブリッド預金は、自動スウィープサービス(自動振替機能)があるため、面倒な操作は不要で、手数料無料でSBIハイブリッド預金残高を、SBI証券の株式や投資信託などの投資資金に自動で振替を行ってくれます。

SBI証券で口座開設をする関連記事
  1. SBI証券の評判・口コミは?メリット・デメリットやおすすめのポイントを徹底解説!
(画像=auカブコム証券公式サイトより)auカブコム証券で口座開設をする
サービス名プチ株
手数料約定代金の0.55%。最低手数料52円
約定1日2回
取引時間0:01~10:00:当日後場始値 10:01~23:00:翌営業日前場始値 23:01~24:00:翌営業日後場始値 休日(土・日・祝祭日):翌営業日後場始値
取扱銘柄東証1部、2部、マザーズ、ジャスダック(買付、売却) 名証1部、2部、セントレックス(買付、売却) 福証(Q-Board含む)(売却のみ) 札証(アンビシャス含む)(売却のみ)

※2021年11月時点

auカブコム証券の特徴は「プレミアム積立(プチ株)」です。プレミアム積立(プチ株)とは、単元未満株を積み立てることができるサービスです。毎月の積立金額を500円〜1円単位で設定することができ、買付手数料は無料です。PCで操作することはもちろん、タブレットやスマホからでも積立の設定を行うことができるため、少額から手軽に投資可能です。

また、積立指定日を自由に設定することができ、事前に登録した銀行口座からの自動引落しで入金手数料も無料です。

auカブコム証券で口座開設をする(画像=マネックス証券公式サイトより)マネックス証券で口座開設をする
サービス名ワン株
手数料買付時:無料 売却時:約定代金×0.55%(最低手数料52円)
約定1日1回
取引時間17:00~翌11:30
取扱銘柄東証(買付、売却) 名証(買付、売却) 福証(売却のみ) 札証(売却のみ)

※2021年11月時点

マネックス証券の「ワン株」は買付手数料が無料です。NISAやジュニアNISAにも対応しており、貸株サービスも利用できます。マネックス証券の取引データに基づく独自のランキング、「ワン株取引ランキング」を活用すれば銘柄選びにも困らないでしょう。

約定タイミングは15:40ごろの1回のみと、SBI証券と比べてタイミングは少ないですが、手数料が安い点が魅力です。売却時の手数料が約定代金の0.55%(税込)という点は同じですが、最低手数料はマネックス証券が52円(税込)、SBI証券は55円(税込)と、マネックス証券が若干安くなっています。

マネックス証券は「ferci(フェルシー)」と呼ばれるSNS型投資アプリを提供しています。ferciとは、マネックス証券が提供する投資SNSと、1株から投資できる投資機能が1つになったスマートフォンアプリです。投資SNSで他の投資家と繋がることができるため、気になっている銘柄、ニュース、分析方法など、投資について語り合えます。また、スマートフォンで株数を入力するだけで投資できる簡単な操作性や直感的に操作できるデザインで、ストレスなく投資を行えます。

マネックス証券で口座開設をする関連記事
  1. マネックス証券の評判・口コミは?メリット・デメリットもあわせて紹介!
(画像=岡三オンライン証券公式サイトより)岡三オンライン証券で口座開設をする
サービス名単元未満株
手数料2万円まで 220円(税込) 3万円まで 330円(税込) ※インターネット経由で取引をした場合
約定1日3回
取引時間16:15~翌10:30
取扱銘柄東証(買付、売却) 名証(買付、売却) 福証(売却のみ) 札証(売却のみ)

※2021年11月時点

2021年オリコン顧客満足度調査 ネット証券 分析ツール部門で1位を獲得しており、ツールの機能や使いやすさに定評がある岡三オンライン証券でも単元未満株投資ができます。

岡三オンライン証券は、SBI証券など大手各社に比べると手数料はやや割高です。単元未満株以外には、単元株や投資信託、先物・オプション、FXなどを取り扱っているので、単元未満株と併用するのもおすすめです。

岡三オンライン証券で口座開設をする(画像=野村証券公式サイトより)野村証券で口座開設をする
サービス名まめ株
手数料オンラインサービス 一律1.100% 最低手数料金額:550円
約定1日1回
取引時間平日6:00~14:00:当日 平日15:35~翌2:00:翌営業日 休日(土・日・祝)6:00~翌2:00:翌営業日
取扱銘柄東証(買付、売却) 名証(買付、売却) 福証(売却のみ) 札証(売却のみ)

※2021年11月時点

野村證券が提供する単元未満株は「まめ株」と呼ばれています。野村證券は富裕層を主な顧客にしていますが、まめ株では投資初心者をターゲットに設定されています。オンラインサービスでは、リアルタイムのマーケット情報、アナリストによるレポートなど、投資に役立つ情報を数多く閲覧することが可能です。さらに、口座を持っている方は無料でサービスを受けることができます。

野村證券は他の証券会社と比べて手数料が高めに設定されていることが特徴です。

野村証券で口座開設をする(画像=CONNECT公式サイトより)
サービス名ひな株
手数料無料 ※「スプレッド」として基準価額の0.5%を上乗せ
約定即時約定
取引時間取引所の立会時間内ですぐに注文を執行 平日9:00~11:30、12:30~14:55 後場寄付時に注文を執行 平日11:30~12:30 予約注文(前場寄付時に執行) 上記時間帯以外(平日14:55~16:00除く)
取扱銘柄300以上

※2021年11月時点

CONNECTは、大和証券グループが展開するアプリ証券です。口座開設から取引まで全てアプリで完結できます。CONNECTで運用できる「ひな株」は即時約定ができ、手数料はスプレッド0.5%です。

単元未満株投資「ひな株」の他にも、IPOや信用取引、積立投信などを取り扱っています。SBI証券などに比べて取扱銘柄数はそれほど多くありませんが、大和証券グループという大手の証券会社が運営するため安心感があります。

現金や株式、投資信託を担保として証券会社に預けることにより証券会社からお金や売買に必要な株式を借りて行う取引。

(画像=SMBC日興証券公式サイトより)SMBC日興証券で口座開設をする
サービス名日興フロッギー
手数料買付時:0%~1.0% ※100万円まで無料売却時:0.5%~1.0%
約定1日2回
取引時間平日 朝5:00~11:30、16:00~深夜2:00土日祝 朝5:00~深夜2:00
取扱銘柄SMBC日興証券が指定する銘柄(約3700)

※2021年11月時点

日興フロッギーはWebサイト内の記事から株式を購入できるサービスです。SBI証券含む他の証券会社とは違い、記事を読みつつ、その記事に関連する企業の株式がそのまま買える点が大きな特徴です。SMBC日興証券の口座を持っていれば100円から気軽に投資ができ、選択するコースによってはドコモのdポイントも投資に活用できます。

企業や商品・サービス情報についての記事を読んだうえで投資判断ができるため、初心者の方も安心して利用できます。

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ミニ株・単元未満株の銘柄はNISA口座での購入がおすすめ

ミニ株・単元未満株の銘柄はNISA口座で購入できる?

NISA口座で購入することが可能です。NISAは非課税枠を余らせていても翌年に繰り越せないので、NISAの非課税枠を可能な限り使い切ることが最大限NISA口座を活用するポイントになります。

NISAを利用してミニ株・単元未満株を買うこともできます。NISAとは少額投資非課税制度のことで、最長5年間、毎年120万円の非課税投資枠が利用できます(2023年には現行のNISAの制度が変わり2024年から新NISAとなりますが、期間と金額について短くなったり、少なくなったりする改正内容はありません)。通常、投資で得た配当金や売却益には20.315%の税金が課税されますが、NISAで得た配当金や売却益は非課税となります。

NISAには、規定の非課税枠を余らせても翌年に繰り越せないという特性があるため、できれば最大限枠を使い切りたいところです。たとえば数百〜数千円程度の比較的少額の余剰がある場合、ミニ株・単元未満株で枠を埋めるという方法があります。単元未満株は1株単位で購入できるため、NISAの非課税投資枠をギリギリまで使うことも可能です。非課税の恩恵を受けながら、効率よく資産運用ができるのです。

ただし、NISA対象かどうかは証券会社によって異なりますので、NISAに適用できるかどうか確認をしておきましょう。(SBI証券、マネックス証券などは適用対象)

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ミニ株・単元未満株おすすめ銘柄10選

ミニ株・単元未満株で購入した方がいい銘柄は?

以下で紹介されているように誰もが名前を聞いたことがあるような銘柄などがミニ株・単元未満株で購入することができます。もちろん銘柄は限られますが、最低100株単位では資金が足りず断念してしまうような大手企業の銘柄を購入できるのも、メリットの一つです。

(引用:ニトリホールディングス公式サイト)

ニトリホールディングスは18期連続で増配を行っており、配当金を目的に投資している方は将来的に多くの果実が期待できる銘柄です。また、2020年11月に島忠との経営統合が発表され、更なる事業拡大が見込まれています。

(引用:GMOペイメントゲートウェイ公式サイト)

過去15期にわたり増収増益を達成し、これからもEC決済やキャッシュレス決済などの分野における旺盛な需要を基に堅調な業績が見込まれます。連続増配ではないものの、安定した配当を継続しており、インカムを目的とした投資に向いている銘柄といえます。

リアルタイム約定でミニ株取引ができる!LINE証券で株取引を始める(引用:リンナイ公式サイト)

19期連続で増配中の銘柄です。海外における引き合いの高まりや原価低減効果を背景に、将来的にも業績拡大が予想されます。ガス機器については国内トップのシェアを誇り、給湯器を始めとして、国内のみならず、アジアや米国などの海外にも積極的に進出しています。

リアルタイム約定でミニ株取引ができる!LINE証券で株取引を始める(引用:花王公式サイト)

国内では最長となる31期連続増配を実現しています。将来的なインカムを目的とした投資家にはおすすめの銘柄です。コロナ禍からの回復と共に業績の拡大が期待できる銘柄です。

リアルタイム約定でミニ株取引ができる!LINE証券で株取引を始める(引用:マツダ公式サイト)

2021年3月期決算は、コロナの影響により減収減益となったものの、今期および来期については業績の回復と拡大が見込まれます。また、2025年までに電気自動車などの新モデル投入を予定していることなどから、将来に渡って好材料が揃っています。

リアルタイム約定でミニ株取引ができる!LINE証券で株取引を始める(引用:東武鉄道公式サイト)

過去15年にわたり配当を継続して実施しており、安定してインカムを享受したい投資家にとっておすすめの銘柄です。鉄道事業のみならず、東武百貨店、東武ストア、不動産業、東京スカイツリーなど幅広く事業を展開しています。

リアルタイム約定でミニ株取引ができる!LINE証券で株取引を始める(引用:丸紅公式サイト)

現在、財務基盤の強化に力を入れており、将来的な株主還元拡充の可能性がある銘柄です。他の大手総合商社と比べ、同社は銅の上流権益、穀物、海外電力事業などに強みを持っています。今期は会社計画にて増益を見込んでおり、鉄鉱石や銅市況などが上昇している足元状況を好材料に、株価上昇も期待できそうです。

リアルタイム約定でミニ株取引ができる!LINE証券で株取引を始める(引用:昭和電線ホールディングス公式サイト)

変電所用のケーブルコネクタや5G関連製品の旺盛な需要の高まりを背景に、業績拡大が見込まれています。2021年3月期はコロナ禍の影響により減収減益となりましたが、今期の会社計画では増収増益を見込んでいます。変電所用のケーブルコネクタは競争力が高く、高い市場シェアも誇っています。

リアルタイム約定でミニ株取引ができる!LINE証券で株取引を始める(引用:ソディック公式サイト)

自己資本比率が高く、財務健全で長期保有に向いている銘柄です。2020年12月期はコロナ禍の影響により減収減益となりましたが、今期は世界的に高いシェアを持つ放電加工機を武器に増収増益を見込んでいます。

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FPSC(フリーピストンスターリングクーラー)事業がコロナワクチンで注目を浴びた銘柄です。FPSC事業での市場シェア拡大により、中長期的な業績拡大が予想されます。FPSC事業は、モデルナにおける新型コロナワクチン向けに同社の保冷庫が使用され、厚生労働省から3億円の追加発注が発表されています。また、ファイザーにおいても同社の保冷庫が使用可能なことが見込まれ、今後の業績にプラス材料となっています。

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ミニ株(単元未満株)制度は投資初心者にもおすすめ

投資経験が浅くてもミニ株・単元未満株を購入するのは大丈夫?

手数料は比較的割高になりますが、まとまった資金がなくても少額から投資ができるため、投資経験が浅い方や初心者の方にもおすすめの投資方法です。

購入/売却における手数料が割高になるデメリットはあるものの、少額から手軽に投資できるメリットがあります。

投資初心者の方で、少しずつ株数を増やしていきたいと考える人にとってはおすすめの投資手法です。また、最初は少しずつ株を買っていき、将来的には単元株となる100株を目指して株主優待を獲得してみるのも良い方法です。

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ミニ株・単元未満株に関するQ&A

まとめ

ミニ株・単元未満株は1株から株を購入することができるため、少額から手軽に投資を始めることが可能です。最初から100株一気に購入するのが怖い人や、購入タイミングを分散してリスクヘッジを図りたい人は利用してみるのが良いでしょう。また、少額投資のうちは、投資以外にも収入アップや節約を心掛け、投資の元本作りに励むことも重要です。

取扱う証券会社は多数あり、それぞれに手数料やサービス内容に違いがあります。自分にあった証券会社はどこなのか、慎重に選んで失敗しない投資をしていきましょう。

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