ミニバンの鉄板オプションだった「後席の画面」が人気薄になったワケ (1/2ページ)

ミニバンの鉄板オプションだった「後席の画面」が人気薄になったワケ (1/2ページ)

ミニバンの鉄板オプションだった「後席の画面」が人気薄になったワケ | 自動車情報・ニュース WEB CARTOP 当サイトをご覧の際には JavaScript を有効にしてください。

  • 自動車情報・ニュース WEB CARTOP > 自動車コラム > ミニバンの鉄板オプションだった「後席の画面」が人気薄になったワケ
  •  TEXT: 小林敦志 PHOTO: WEB CARTOP

    USBポートにタブレットを接続して使用している人が多い

     ミニバンの販売にあたり、販売する新車ディーラーが声高にアピールしていたオプションが、リヤエンターテインメントシステム。2列目シートから後ろの乗員向けに前席後ろ付近の室内天井部分に、収納式の大画面ディスプレイを装着したり、運転席&助手席のヘッドレストにそれぞれディスプレイを埋め込むなど種類はいくつかあるが、クルマで移動する際に子どもを飽きさせないためにアニメなどを見てもらうことができる便利装備となっていた。

     2022年1月に正式発売となった新型ノア&ヴォクシーでも14型の有機ELディスプレイがディーラーオプションとして設定されている。しかし、販売現場で話を聞くと以前ほどはミニバン購入における“マストオプション”ではないとのこと。

    【関連記事】その課金ちょっと待った!  付けて後悔しがちなクルマのオプション5選

    画像はこちら

    「未就学児童など幼いお子様向けとしてはまだニーズはありますが、お子様が小学生になると、いまではそれほど必要性を感じないお客様が目立っておりますね」とは現場のセールスマン。

     その理由を尋ねると、展示してあるミニバンへ案内してくれ車内のある装備を指さした。「いまどきのミニバンには乗員全員分をカバーできるほどのUSBポートが用意されております。小学生になられたお子様となりますと、このポートにタブレット端末を接続し、動画配信サイトや動画投稿サイトを見て車内で過ごすケースが多くなっております。

    ミニバンの鉄板オプションだった「後席の画面」が人気薄になったワケ (1/2ページ)

    NEXT PAGE テレビではなくネットのコンテンツが見たいという事情

    1 / 212次のページ»小林敦志 の記事一覧

    画像ギャラリー

    すべて表示

    新着情報

    この記事をまとめると ■新車の開発には、一説では総額で1000億円の費用がかかるとされている ■高速化…

    カテゴリー: 自動車コラム

    この記事をまとめると ■ミラーレスのクルマがいくつか存在 ■しかし思ったほど普及が進んでいない ■考…

    カテゴリー: 自動車コラム

    この記事をまとめると ■新型になったトヨタ・ノア/ヴォクシーに新しめのミニバンほぼ初体験の嶋田さ…

    カテゴリー: 新車試乗記

    この記事をまとめると ■個性派な軽自動車を3台厳選して紹介 ■個性派すぎる故に販売台数は少なめでレア…

    カテゴリー: 自動車コラム

    この記事をまとめると ■発表時に盛り上がったまだ販売されていない新車をおさらい ■最近では新車発表…

    カテゴリー: 自動車コラム

    この記事をまとめると ■レクサスCTが特別仕様車を設定 ■専用色を採用し専用アイテムを標準で装備して…

    カテゴリー: 最新自動車ニュース

    © Kotsu Times Sha Co.,Ltd. 株式会社交通タイムス社