小室さん&眞子さん夫妻のNY生活を狙う「困窮するパパラッチ」

小室さん&眞子さん夫妻のNY生活を狙う「困窮するパパラッチ」

ニューヨークへ出発する小室圭さんと眞子さん(写真:AFP/アフロ)

小室さん&眞子さん夫妻のNY生活を狙う「困窮するパパラッチ」

皇族と一般人の結婚は国民の関心事となりやすいものだが、“賛成”と“反対”に意見が真っ二つに分かれた結婚がこれまであっただろうか。結婚が発表されたことで騒動にようやくピリオドが打たれるのかと思ったのだが……。【写真】小室圭さんの母が元婚約者Aさんに送っていた「スゴいメール」‘16年の交際発覚から結婚に至るまで、実に5年が経過している。その間に新聞・雑誌・ネットを含め小室圭さん・眞子さん関連のニュースがなかった日はない。テレビ番組でも“皇室ネタ”を扱えば「少なくとも及第点の視聴率が獲れる」とはよく言われることだが、ここまで引っ張れた例はないと思われる。ふたりの結婚がこれだけ国民の注目を浴びた要因の1つに、小室さんの母親の“金銭トラブル”があったわけだが、母親の元婚約者に解決金を渡しそれも解決した。これで晴れてふたりは夫婦になり祝福する声も増えていたのに、今度はふたりの結婚生活を不安視する声が増えている。というのも小室さんが弁護士試験に不合格となったからだ。どこまでも話題を提供する小室さんに世間の興味は失せることがない。そして舞台はニューヨークに移った。まだまだ数字を取れると踏んだ各メディアは二人を追い続ける可能性は高く、出国だけでなくNYに到着した二人を待ち構えていた日本のテレビ局もあったほどだ。さらに現地では新たな“伏兵”が2人を待ち受けている。それは本場の“パパラッチ”だ。今さら説明するまでもないが、パパラッチとはイタリア語で、セレブリティを付け回し彼らのプライベート写真を撮影するカメラマンの総称だ。パパラッチはどこか一つのメディアに所属することはなく、いわばフリーのカメラマン。撮影した写真はエージェントを通して雑誌や新聞に売られる。最近では動画の撮影もありテレビ局に売られることもある。彼らの撮った写真は世界中で取引されている。そのためちょっと前までは彼らの報酬はかなりのものだった。写真1点当たり40万円から50万円で取引されることもあったが、最近は事情が変わってきている。「スマホの高性能化とネットの普及ですね。そもそも海外のセレブやスターは日本人のようにコソコソしていませんから、プライベートなエリアは別にしてパブリックなエリアならば見つけた人は誰でも写真を撮ることができます。写真を撮ったらSNSに投稿する人もいますし、もちろんお金にしようとエージェントに持ち込む人もいます。カメラ付き携帯電話が普及し、街には芸能人にカメラ(携帯電話)を向ける人が増え、『1億総カメラマン』なんて言葉が生まれましたが、いわゆる『市民ジャーナリスト』は世界に広がっています。また、セレブ自身もSNSにプライベートの写真を投稿してしまうため、パパラッチの仕事がなくなってしまっているんです」(海外通信社スタッフ)スクープ写真を撮る一般人を指して『スナパラッチ』(スナップ写真とパパラッチを合わせた造語)というらしい。そのため本家パパラッチの撮った写真は今ではだいたい1万円から2万円で取引され、よほどのスクープでない限り、高額にはならないのだという。そんなときにNYにやってくる小室夫妻は格好の“ターゲット”のようだ。「英国王室とは異なり、当初は日本の皇室にまったく興味を示していなかったパパラッチですが、小室さんと眞子さんの結婚は海外の雑誌や新聞でも取り上げられていて、今や世界中で話題になっています。今後、彼らが狙いをつけるのは間違いないでしょう。NYの一般市民が街中の小室夫妻に気づかない可能性は大きく、その点で情報を入手しているパパラッチに有利かもしれません」(前出・海外通信社スタッフ)今後パパラッチにとって日本は“太客”となるのだろうが、それでもふたりがショッピングや食事しているような写真では高値はつかないだろうという。そのためよりセンセーショナルな写真を求めてパパラッチたちは二人を執拗に追いかけまわすことになるだろう。日本のテレビ局の中には現地のYouTuberに取材を依頼しているところもあると聞く。これからNYを舞台に小室夫妻の熾烈な取材合戦が繰り広げられることになる。喧騒を避けてNYに移り住むことを選んだ二人だったが、落ち着く日が来るのはまだまだ先のようだ――。取材・文:佐々木博之宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

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