Windows 11のエクスプローラーの違和感を軽減する

Windows 11のエクスプローラーの違和感を軽減する

廃止されたリボン

 まず、目に付くのはリボンの廃止だ。Windows 10では、OfficeとUIを合わせるべくリボンスタイルのメニューが採用されていた。タブで機能が項目ごとに分けられ、たくさんの機能が並んでいる。

メニューがシンプルになり、アイコンが多用されるようになった

Windows 11のエクスプローラーの違和感を軽減する

 一方、Windows 11では、リボンは廃止され、コマンドバーと呼ばれるシンプルな構成になった。メニューは一段構成で、タブも表示されない。表示される項目は、左から[新規作成][切り取り][コピー][貼り付け][名前の変更][共有][ごみ箱][並べ替え][表示][・・・(その他のツール)]となり、コピーや共有などは、アイコンしか表示されない。

 また、Windows 10では、ウィンドウの左上に[クイックアクセスツールバー]という機能があり、新規フォルダ作成などが一発できるなど、個人的には重宝していたのだが、こうした機能もなくなった。

 アイコンのみになった表示は初心者に優しくないのではないか?とも感じられたが、おそらくスマートフォン世代の人とっては、文字よりも直感的に分かるアイコンの方が親しみやすいということなのだろう。