これで失敗しない、USB PD充電器選び(ノートPC編)
テスターおよびケーブルも併せて紹介
検証に使うテスター、ケーブルについても紹介しておく。
テスターはAVHzYの「CT-2」を使用した。本体上下のUSB Type-Cポートに接続したデバイスおよび充電器について、電圧や電流、電力を測定できるほか、各種急速充電規格への対応の有無、PDOの一覧なども見ることができる。またPCと接続してログを取得することも可能。本体およびPCユーティリティとも日本語化されているのでわかりやすい。
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本体外観。見た目はUSB Type-Aポートに差し込む形状だが、本体上下にUSB Type-Cポートがあり、電圧や電流、電力を測定できる上下にUSB Type-Cポートを備える。今回の検証ではこちらを使用する電圧(V)、電流(A)、電力(W)のほか、画面を切り替えることで積算電力(Wh)、積算電流(Ah)、時間なども表示できるグラフ表示にも対応。これらはリアルタイムに描画されるPDO一覧の表示のほか、各規格への対応などもチェックできるWindows用ユーティリティ。グラフ表示やログ取得などに対応するこのほか、5A対応ケーブルはCable Mattersの「107002-BLK-0.5m」とエレコム「USB3-CC5P05NBK」、3A対応ケーブルはAmazon Basicの「L6LUC017-CS-R」を使用している。これらケーブルは以前の検証記事で紹介しているので、必要に応じて参照いただきたい。また一部の検証ではゴッパ製品付属のUSB-IF認証済5Aケーブル、およびデバイス付属のケーブルも使用している。
さて、前置きが長くなったが、ここからが本題となる。