ASUSが新型ゲーミングノートPCを発表 「ROG Zephyrus M16」「ROG Zephyrus S17」など(1/3 ページ)
ASUSは5月11日(台湾時間)、「ROG(Republic of Gamers)」「TUF Gaming」ブランドの新型ゲーミングノートPCを発表した。同日に発表された「Core H45プロセッサ」や「GeForce RTX 3050 Laptopファミリー」を搭載するモデルも用意されている。
なお、今回発表されたモデルの日本での展開は未定だ。
ROG Zephyrus M16
「ROG Zephyrus M16」は、15型台のフォームファクターに16型液晶ディスプレイを搭載した薄型ゲーミングノートPCだ。画面ベゼルは「ゲーミングノートPCとしては初めての4辺狭額縁」(ASUS調べ)となっており、ベゼル幅は約4.6mm、画面占有率は94%となる。
ROG Zephyrus M16ASUSによると、「ゲーミングノートPCとしては初めての4辺狭額縁」設計であるという(YouTube動画より、以下同)CPUはCore H45プロセッサで、最上位構成ではCore i9-11900H(2.5GHz〜4.9GHz、8コア16スレッド)を搭載する。独立GPUはGeForce RTX 30シリーズで、モデルによってGeForce RTX 3050 Ti、GeForce RTX 3060、GeForce RTX 3070のいずれかを採用している。CPUとCPUクーラーの間には液体金属のグリスを塗布しており、一般的なグリスと比べてCPU温度を最大10度下げる効果を持つという。
メインメモリはDDR4-3200規格で、最大48GB(オンボード16GB+モジュール32GB)まで搭載できる。SSDはPCI Express 4.0接続に対応し、上位構成では同規格の2TB SSDを備えている。
ディスプレイは2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)でIPS相当の技術を利用した16型液晶を搭載している。リフレッシュレートは最大165Hz、応答速度は3msで、Adaptive-SyncやDolby Vision規格のHDR表示にも対応している。DCI-P3が定める色域を100%カバーしており、工場で色味の調整(キャリブレーション)を行った上で出荷される。Pantoneの認証も取得している。
ディスプレイの上部には、720p(1280×720ピクセル)撮影に対応するWebカメラを搭載している。電源ボタンには指紋センサーを備え、Windows Helloの指紋認証にも対応する。スピーカーは6基構成で、Dolby Atmosによるサラウンド再生も可能だ。
CPUはCore H45プロセッサ、GPUはGeForce RTX 30シリーズを採用している。液体金属のCPUグリスを特許技術に基づいて塗布しているというディスプレイのアスペクト比は16:10で、色域の広さや色表現にも配慮がなされている。ゲーマーだけではなく、クリエイターの利用も想定しているようだポート類は、Thunderbolt 4(USB4)端子、USB 3.1 Type-C端子、USB 3.1 Type-A端子、USB 3.0 Type-A端子、microSDメモリカードスロット、HDMI 2.0b出力端子、3.5mmイヤフォン/マイクコンボジャック、有線LAN端子を備えている。
Thunderbolt 4端子とUSB 3.1 Type-C端子はUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力(100W)とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。バッテリーの容量は90Whで、最長で10時間(ASUS調べ)の稼働が可能だ。
ワイヤレス通信は、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.2に対応する。ボディーサイズは約355(幅)×243.6(奥行き)×19.9(厚さ)mmで、重量は1.9kgとなる。
Thunderbolt 4端子による機能拡張に対応する。同端子とUSB 3.1 Type-C端子は、USB PDによる電源入力にも対応しているキーボードは1ゾーンバックライト(RGB/ホワイト)を備え、約1.7mmのストロークを確保しているPCIe 4.0 SSDを3本搭載できる「ROG Zephyrus S17」