ノキア、中部テレコミュニケーションと5Gスタンドアロン（SA）ネットワーク試験を実施：日経クロステック Active

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ノキア、中部テレコミュニケーションの5Gサブ6GHzの実証実験で選定される

　● ノキアの5Gサブ6GHzのスタンドアロン・ネットワークを使うことにより、高速かつ超高信頼低遅延接続の実現に一歩近づく

　● この実証実験は、中部テレコミュニケーションが今後の事業化に向けて、ローカル5Gネットワークを評価するのに役立つ

　ノキアは本日、KDDI株式会社の子会社である中部テレコミュニケーション株式会社（本社:名古屋市中区、以下中部テレコミュニケーション）との5Gスタンドアロン（SA）ネットワーク試験の実施を発表しました。この実証実験で、ノキアは、5Gの屋内外接続をサポートする最新のAirScale製品とCompact Mobility Unit（CMU）を提供します。この試験では、従来のモバイルネットワークに依存しないローカル5Gネットワークを使用し、容量を拡張するためにサブ6GHz（n79）4.6〜4.9スペクトル帯域を使用します。高帯域のサブ6GHzスペクトルは、大容量と超高速大容量機能をサポートします。

　今回の試験では、ノキアの5G SAネットワークを使用することで、加入者の自宅まで光ファイバを設置しなくても、インターネット、電話などの一般用の高速、大容量、低遅延の固定ワイヤレス・アクセス・サービスを、提供できることを検証します。これにより、サービス提供までの導入時間の短縮が期待されます。

　今回の実証実験では、ノキアの5G SAコアを中部テレコミュニケーションのラボに、5G基地局を中部テレコミュニケーションのラボおよび名古屋市内の集合住宅に設置しました。ローカル5Gネットワークは、モバイルネットワークサービスがまだ展開されていないエリアで先行構築が可能なだけでなく、必要な性能を柔軟に設定できることや、他の場所の通信障害や災害などの影響を受けにくいといった特徴があります。本実証実験では、5Gコアや5G基地局を設置する際の構築・運用プロセスを検証するとともに、電波伝搬特性や通信性能を含めたローカル5Gの本番環境での適用について検証します。

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