症状出てる? iPadの買い替え時がわかる7つのサイン
突然、iPadの動きがかなり遅くなったと感じることはありますか?
昔は最新型だったデザインに今では感動することもなく、アプリの選択肢が少なくなったことで、自分のiPadが古くなったことに気づきます。
自分のiPadがサポート対象外のデバイスになっていないかを確認しましょう。今回は、iPadの買い替え時がわかるサインをお教えします。
目次
1. iOSの互換性に問題がある
2. アプリがよくクラッシュする
3. 常に容量不足
4. 新しいアクセサリーに互換性がない
5. バッテリー寿命が短い
6. 表示されない、画面の調子が悪い
7. ボタンが反応しない
新しいiPadはどれを買うべきか?
iPadはどれくらいもつのか?
これは単純な質問ではありません。色々な意味で、iPadをどれくらい定期的に使っているかによります。
ハードウエアやバッテリーの寿命という点では、たまにしか使わないiPadは長持ちする可能性が高いです。しかし、OS、アプリ、ストレージ、ハードウエアなどについても考慮すべきでしょう。
自分のiPadが買い替え時なのかを知るには、以下の点について見てみましょう。
- iOSの互換性に問題がある
- アプリが強制終了/機能停止する
- ストレージの空きが少ない
- アクセサリーに互換性がない
- バッテリー寿命が短い
- ディスプレイに問題がある
- ボタンの反応が悪い
経験から言うと、5年以上前のiPadは、パフォーマンスが悪く(遅く)なっています。一方で、6〜7年前から使っていても、大きな問題なく快適に使えるiPadもあります。
自分のiPadがどれくらい保つのかを知るには、自分のiPadのモデルを知ることから始めましょう。それから、いつ新しいiPadを買うべきか判断できます。
さらに助けが必要な人は、iPadの買い替え時を知らせる重要なサインについて見ていきましょう。
1. iOSの互換性に問題がある
すべてのOSは、時々アップグレードしなければなりません。
それによって、セキュリティパッチや新機能が追加されることもあれば、古い機能が削除されることもあります。iPadのOS(2019年9月以降のiPadOSとそれ以前のOS)も例外ではありません。
最新版のiPadOSに対して、自分のiPadが古過ぎる場合は、重要なセキュリティパッチや便利な機能を逃している可能性があります。
例えば、この記事を書いている時点で、2019年のiPadOS 13が動作するデバイスは、2014年に発売されたiPad Air 2までです。
それ以前のモデルを持っている場合は、最新のiPadOSにアップグレードできないので、新しいiPadを買うべき時と言えるでしょう。
2. アプリがよくクラッシュする
新しいモデルのiPadはさらに高性能なので、多くのアプリやゲームをすることができます。時代について行くには、iPadをアップグレードするしかありません。
OSがアップデートされると古いソフトウエアが動かなくなるというのは、悲しいかなテクノロジーの事実です。
例えば、元々iOS 7のために設計されたアプリは、開発者がiPadOS 13用に更新した可能性があります。しかし、最新のOSがiPadにインストールできない場合、そのようなアプリのアップデートもできません。
最新版のiOSを使っていれば、新機能やバグ修正、セキュリティにも対応している最新版のアプリを使い続けることができます。自分のiPadでアプリがよくクラッシュする場合は、新しいiPadを買う時かもしれません。
3. 常に容量不足
定期的に容量不足になるのも、新しいiPadを買ったほうがいいサインです。何らかの理由でストレージの容量が足りなくなるのは、たまにはあることですが、頻繁に起こるようであれば、問題がある可能性があります。
Androidのタブレットのように、iPadはストレージを拡張することができませんが、iPadは外部ストレージだけでなく、クラウドでストレージ問題を解決する方法がたくさんあります。
ただ、iPadの容量が常にいっぱいな場合は、インストールしているアプリのサイズが原因の可能性があります。いつも使うツールの場合は、アンインストールするという選択肢はないでしょう。
アプリがアップデートされると、以前のバージョンよりもサイズが大きくなることはよくあります。
その結果、インストールして実行するだけの余裕のないiPadで、アプリを使わなければならなくなります。
iPadのストレージをキレイにするTIPSが役に立たなかった場合は、間違いなく新しいiPadを買うべき時です。
4. 新しいアクセサリーに互換性がない
ケースや充電器はiPadの定番アクセサリーですが、iPadのデザインが変わると、アクセサリーが合わないという問題が出てきます。
例えば、古い30ピンの充電ケーブルが使えなくなった場合、Appleの代替品を見つけるのは難しいでしょう。ほとんどのお店には、現在使われているライトニングケーブルしか在庫がありません。
ドックステーションやスピーカーでも同様の問題があります。
もしくは、iPad Airの新しくていい感じのケースを探そうとしても、新しいモデル用のものしか見つからず、小さすぎて合わない可能性もあります。スクリーンプロテクターも、古いいPadに合わないものしか見つからないかもしれません。
このようなことがよくある場合は、iPadが古くなっています。自分のiPadに合うものを、eBayやAmazonで目を凝らして探し回るか、iPadをアップグレードしましょう。
5. バッテリー寿命が短い
iPadは、かなり使用時間の長い充電式のリチウムイオン系バッテリーが内蔵されていますが、数年使用するとバッテリーが長時間保たなくなります。
リチウムイオン系バッテリーは時間が経つと劣化し、バッテリーの充電回数には限りがあります。したがって、古いiPadになれば、それだけ充電した回数も多いということです。
極端に熱い、もしくは寒い気温も、バッテリーに悪い影響を及ぼし、すべて放電する可能性もあります。
そんなにアプリを使っていないのに、iPadのバッテリーが数時間で著しく減ることがありますか?
その場合は、iPadをアップグレードしたほうがいいかもしれません。
6. 表示されない、画面の調子が悪い
タッチスクリーンが十分に機能するというのは、iPadを使う上では欠かせません。スクリーンがタッチやジェスチャーを認識しない場合や、内容を正しく表示しない場合は、問題があります。
テレビ、ノートパソコン、その他液晶画面と同じように、古いiPadも表示されない部分が出てくることがあります。
画面をなでて軽減されることもありますが、表示されないことが何度もある場合は、新しいiPadを買うべきだということです。
画面が割れたり、ヒビが入っていたり、欠けていたりする場合も、反応が悪くなって困ります。古いiPadを使っていない場合でも、画面が損傷しているiPadの寿命は間違いなく短いです。
7. ボタンが反応しない
ボリュームや画面の回転の問題は回避することができますが、ホームボタンが動かないのは別問題です。
画面上でホームボタンの代わりを表示させるには、「設定 > アクセシビリティ > タッチ >AssistiveTouch」で解決できます。しかし、覚えておいて欲しいのは、ボタンが正しく機能しないというのは、ハードウエアの他の部分にも問題がある可能性があります。
iPadの電源を入れたり、操作ができないくらいなら、買い替えた方がいいでしょう。ボタンが反応しないというのは、iPadが消耗しているという重要なサインです。
新しいiPadはどれを買うべきか?
新しいiPadを買おうとしている場合は、現在購入できるモデルを知ることが大事です。数年おきにiPadのモデルは代わりますが、現在購入できるのは以下の5つです。
予算や用途によって合うモデルは違います。例えばiPad Proは、生産性が高く、持ち運びにも便利なので、ノートパソコン代わりにもなります。
一方、標準的なiPadは、恋人や家族にプレゼントとして贈れるような手頃な価格です。iPad Airは、バッテリー寿命と携帯性を兼ね備えています。
しかし、各モデルには大きな欠点もあります。特に下位モデルでは、ストレージ容量が少ないのが難点です。新しいiPadを買う時は、各モデルをきちんと念入りに調べてから買いましょう。
古いiPadをどうするか?
iPadを買い換えるのに十分な理由があった場合は、古いiPadのことは忘れてしまうかもしれません。
しかし、古いiPadにもまだ使いみちがあるというのをお忘れなく。車内の動画やエンタメ用に、またはデジタルフォトフレームとして、再利用することもできます。
誰かにあげないのであれば、売るというのもひとつの手です。iPadの状態が良い場合は検討してみましょう。
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Original Article: 7 Signs It's Time to Upgrade Your iPad by MakeUseOf