【最新】iPhoneユーザーにおすすめの格安SIM10選!注意点や選び方なども徹底解説
発売から長らく人気のiPhoneですが、近年では最新機種が19万近くになるほど高額になり、それに伴い、大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか?
本記事では、iPhoneを格安SIMで使うメリット・注意点、格安SIMの選び方やおすすめの格安SIMについて紹介します。
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iPhoneで格安SIMを使う際の注意点
格安SIMはiPhoneの利用料金が安く抑えられるのがメリットですが、次のように使用には注意すべき点があります。
これらの注意点について詳しく解説するほか、格安SIMの選び方やおすすめの格安SIM、設定方法についても紹介します。ぜひ参考にしてください。
iPhoneのスペックに合わないSIMカードを選ばない
最初に注意すべき点は、iPhoneのスペックに合わないSIMカードを選ばないことです。
iPhoneの性能は進化を続けており、近年では5G対応のiPhoneも発売されています。5G自体はまだまだ発展の余地がある仕組みですが、今後普及していく見込みです。
一方で、格安SIMは料金が安く抑えられるメリットがある反面、業者や料金プランによっては通信速度があまりに遅く、iPhoneのせっかくの高性能を活かしきれないものもあります。
格安SIMの速度が遅くなる原因は仕組みにあります。
格安SIMの業者(MVNO)はdocomo・au・Softbankといった大手キャリアの回線設備を一部借りることでユーザーに通信回線を提供してます。
つまり、大手キャリアに比べて通信速度が落ちるのはある意味当然のこと。格安SIMが安く提供できるのは、通信設備を持たない分、設備の維持費や人件費、投資費用が削減できるからなのです。
よって、iPhoneで格安SIMを使う際は、この特性を十分に理解したうえで使用しましょう。
もっとも、近年の格安SIMはサービスが出始めたころに比べると圧倒的に進化しており、なおかつ料金も良心的です。
本記事の後半でおすすめの格安SIMも紹介しているので、そちらを参考に選んでみましょう。
中古のiPhoneは特に注意が必要
先ほど述べたように、iPhoneは高性能な分、最新機種はけっして安い価格ではありません。なるべく安くiPhoneを使う選択肢として、中古のiPhoneはかなり需要が高く、型落ちのモデルでも十分に使用できるのが魅力です。
ただし、中古のiPhoneで格安SIMを使う際は注意が必要です。中古のiPhoneについて注意すべきことは次の3つです。
まず「赤ロム」について。「赤ロム」とは、大手キャリアからネットワークへの接続に制限をかけられているスマートフォンです。
赤ロムのiPhoneでは格安SIMを挿入してもネットが利用できないため、購入を検討している中古iPhoneが赤ロムかどうかは必ずチェックするようにしましょう。
次に、SIMロック解除についてです。SIMロックが解除されていないiPhoneでは選べる格安SIMの選択肢が少なくなり、せっかく安く利用できても好きなプランが選べない可能性が高くなります。
よって、もともとSIMフリーのiPhoneを購入するか、SIMロックの解除について明記されているものを選ぶようにしましょう。
本体の保証の有無や期間も忘れずにチェックしてください。
中古iPhoneの保証への加入状況は前ユーザーによってさまざま。保証がなくても良い方なら問題ではありませんが、万が一の故障に備えて保証はある方が安心です。
さらにいえば、中古のiPhoneは古い機種や使用歴がある分、新品のiPhoneより故障リスクが高いといえます。よって、本体の保証については必ずチェックしておきましょう。
キャリアで購入したiPhoneは、SIMロック解除が必要
基本的に、キャリアで購入したiPhoneはSIMロックがかけられているため、格安SIMに乗り換えるにはSIMロック解除が必須です。
以前はSIMロック端末の解除は制限がかなり多く難しかったのですが、2015年にSIMロック解除が義務化されたこともあり近年ではかなり自由度が高くなります。
これまでは購入者しかSIMロック解除ができませんでした。しかし、2021年現在では中古のiPhoneでも自らSIMロックが解除できるようになりました。
SIMロックの解除は、キャリアの店舗もしくはオンラインで行えます。ただし、店舗でSIMロック解除を行う場合は事務手数料がかかるため、基本的にはオンラインで行うのがベストです。
解除方法は端末のIMEI番号を調べ、各キャリアのマイページで手続きを行うだけなので難しくありません。なるべく自身で行うのがおすすめです。
キャリアからの乗り換えの際には、MNP予約番号取得が必要
キャリアから電話番号をそのままにして格安SIMに乗り換える場合、MNP予約番号を取得する必要があります。
そもそもMNPとは何なのかというと、「Mobile Number Portabirity」の略で、通信会社を変更してもそれまで利用していた電話番号を変えることなく、利用できる仕組みです。
このMNPを行うのに必要なのがMNP予約番号であり、キャリアから格安SIMに乗り換えるには各通信会社で取得手続きをする必要があるのです。
ちなみに、MNP自体に費用はかかりません。ただし、大手携帯キャリアの2年契約を解約する場合、更新月以外の期間に解約すると違約金が発生するため注意しましょう。
また、MNP予約番号には15日間の有効期限が設定されています。MNPを行うには、この期間内に転出手続きを済ませないと予約番号が無効になるため注意が必要です。
もし期限が切れてしまった場合は再発行の手続きをすれば新たにMNPが可能ですが、面倒な手続きを何度も行わないよう、予約番号を発行したらなるべく早めに転出手続きを済ませてしまうのがベストです。
次に各キャリアのMNP予約番号の取得方法を記載しているので、参考にしてみてください。
docomoユーザーのMNP予約番号取得方法
docomoユーザーの場合、「My docomo」からスマートフォンやパソコンで取得手続きができます。
手順は次のとおりです。
手順1:「My docomo」にdアカウントでログイン手順2:「各種お申し込み・お手続き」を選択手順3:「携帯電話番号ポータビリティ」を選択手順4:「解約お手続き」を選択手順5:注意事項が表示されたら一読し、「確認しました」にチェックを入れて「次へ」を選択手順6:「携帯電話番号ポータビリティを予約する」にチェックを入れて「次へ」を選択手順7:「手続きを完了する」を選択
SoftbankユーザーのMNP予約番号取得方法
Softbankユーザーの場合、「My Softbank」から予約番号を取得できます。
手順は次のとおりです。
手順1:「My Softbank」にログイン手順2:「設定・申込」を選択手順3:「設定・変更」を選択手順4:「契約者情報の変更」を選択手順5:「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」を選択手順6:「番号ポータビリティ(MNP)予約(予約番号の発行)」を選択手順7:注意事項を一読し、必要事項に記入して完了
auユーザーのMNP予約番号取得方法
auユーザーは、「My au」から取得手続きができます。
手順は次のとおりです。
手順1:「My au」メニューから、「スマートフォン・携帯電話」を選択手順2:「ご契約内容/お手続き」を選択手順3:「お問い合わせ/お手続き」を選択手順4:「MNPご予約」を選択手順5:自身の電話番号を入力手順6:暗証番号、メールアドレスを記入し、注意事項に同意手順7:「予約番号を取得する」を選択
iPhoneユーザーにおすすめの格安SIMの選び方
次に、iPhoneユーザーにおすすめの格安SIMの選び方を紹介します。
格安SIMを選ぶうえで着目すべきポイントは、次の5つです。
どれも重要なポイントなので、一つずつ詳しく解説していきます。
音声通話ができるものを契約
SIMカードには音声通話ができるものと、データ通信専用のものがあります。
近年ではLINEやスカイプなどの連絡ツールが普及したこともあり、自身の電話番号で通話する機会が減った方も多いでしょう。
よって、全く通話を利用しない人はデータ通信専用のものなら料金を抑えられるのでおすすめです。
しかし、災害時に音声通話ができないiPhoneだとかなり不便であることは間違いありません。
少しでも音声通話を使う機会がある人は、音声通話ができるSIMを契約するのがおすすめです。
データ容量をチェック
次に重要なポイントがデータ容量です。
データ容量が少ないほど料金も安く抑えられますが、動画や通信が必要なアプリを頻繁に利用する人は容量が少ないとすぐに通信制限がかかってしまうため、使用スタイルに応じて最適な容量のものを選びましょう。
格安SIMのデータ容量は1GB〜無制限と幅広いですが、一般的な使い方をするのであれば3GB〜7GBの間で選ぶのがコスパが良いでしょう。
通信速度をチェック
次に、格安SIMの通信速度をチェックしましょう。
先ほど述べたように、格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、業者によって通信速度にバラつきがあります。安定してネットを利用したい人は要チェックポイントです。
格安SIMのなかで通信速度が比較的速く評判が良い業者として、UQモバイルやY!mobileなどが挙げられます。
後ほどおすすめの格安SIMについて詳しく紹介するので、ぜひ比較してみてください。
月額料金プランをチェック
格安SIMは大手キャリアで契約するより毎月の利用料金が安く抑えられるのがメリットですが、業者によってはデータプランやオプションなどで結局そこまでお得に感じられないこともあります。
また、格安SIMの料金プランは大手キャリアに比べてかなり細かいことが多く、業者の選択肢も非常に多いです。
よって、各MVNOの料金プランを徹底的に比較し、用途に合わせてコスパが高い料金プランを選択しましょう。
端末とセット購入ができるかチェック
iPhoneも新規で購入を検討しているなら、端末と格安SIMのセット購入も視野に入れてみましょう。
端末とのセット購入はたいてい別々で買うよりお得に買えるキャンペーンが実施されており、セット割引があることが多いです。
たとえば、BIGLOBEモバイルは2021年10月1日〜2021年10月31日までの期間限定で対象端末と音声通話SIMの申し込みで最大2万円のポイント還元キャンペーンを実施しています。
このような端末とセット購入でのキャンペーンを実施している業者はかなり多いので、狙っているiPhoneが対象になるか、各社のホームページでチェックしてみるのがおすすめです。
【最新】iPhoneユーザーにおすすめの格安SIM10選
では、具体的にどんな格安SIMがiPhoneユーザーにおすすめなのか、ここから詳しく見ていきましょう。
J:COM MOBILE
J:COMといえば、ケーブルテレビやネット回線で聞いたことがある人も多いと思います。
そんなJ:COMが提供するJ:COM MOBILEは、全体的に料金プランが安く抑えられており非常に良心的です。
プランは1GB〜20GBのなかから最適なものを選べます。
また、速度制限にかかっても最大1Mbpsで利用できるため、速度制限時でも最低限インターネットの閲覧はできるのが安心できるポイントではないでしょうか。
逆にデータが余れば翌月に繰り越しもできるため、いろいろな使い方ができるのもJ:COM MOBILEの特徴です。
スタート割のキャンペーンも随時実施されているため、格安SIM初心者にも非常におすすめです。
LINEMOの公式サイトへUQモバイル
auのサブブランドであるUQモバイルは、格安SIMのなかでもトップクラスの通信品質を誇ります。
品質はauとほぼ変わらないレベルにあり、安定した通信速度で多くの人に選ばれている格安SIMです。
2021年2月から新料金プランである「くりこしプラン」が開始し、3GB月1,628円から利用できるためかなりお得になります。
余ったデータ容量は翌月に繰り越しできるのもポイントです。
また、auで購入したスマートフォンならSIMロック解除でそのまま使えるのもお手軽でおすすめです。auから乗り換える人ならまず最初にUQモバイルを検討してみるのが良いでしょう。
UQモバイルの公式サイトへUQモバイルの評判は?ユーザーの口コミ・評価からUQモバイルをおすすめできる人を紹介!通信速度の速さや充実したサポートが人気の格安SIMブランド「UQモバイル」ですが、具体的にはどのような良い点がある...詳細を見る
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、KDDIグループが提供する格安SIMです。1GB〜30GBと料金プランが幅広く、家族割や学割なども合わせればかなり安く利用できます。
また、定番のアプリの利用を想定したオプションが非常に魅力的です。
たとえば、YouTubeやSpotifyといったエンタメアプリのデータのみカウントしないといったオプションは、動画や音楽を頻繁に視聴するユーザーにはかなりおすすめです。
通話オプションも選択肢が多く、無料プランやかけ放題プランが豊富です。通話もデータ通信もどちらもバランスよく、なおかつ安く利用したい人におすすめの格安SIMといえます。
UQモバイルの公式サイトへ楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天回線を利用したサービスを提供する格安SIMです。
楽天が展開するサービスを含んだプランや端末とのセット購入など、元からの楽天ユーザーはもちろん、新規ユーザーも便利に利用できるのが特徴といえます。
また、楽天カードでiPhone本体やSIMカードを契約すれば、毎月の携帯料金の支払いが楽天ポイント2倍になるキャンペーンが非常にお得です。
楽天カードを利用していて、安くiPhoneを利用したい人にはおすすめの格安SIMです。
楽天モバイルの公式サイトへ楽天モバイルの評判は?本音の口コミ・評価からみる楽天モバイルのメリット・デメリットを徹底解説!「楽天モバイルの口コミ・評判など実際の利用者の反応ってどうなのかな?」「楽天モバイルのメリット・デメリットが知りた...詳細を見る
日本通信SIM
日本通信SIMは、法人向けMVNO業者としていち早く参入した業者です。
近年では格安SIMが激戦化し、料金プランも膨大な数がありますが、日本通信SIMは通話メインかつデータ容量は最小限で使いたい方がお得に使うためのプランが豊富に揃っているのが魅力です。
動画はあまり見ない、通話メインやビジネスメインでiPhoneを利用したい人や、法人でまとめて契約したい個人事業主の方に非常におすすめといえます。
mineo
mineoは、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する格安SIMです。
大手キャリア回線のトリプルキャリアに対応しているため、SIMロックの解除が不要で気軽に使えるのが魅力です。
iPhoneとのセット販売で、新規ユーザーはセット購入でお得に契約するのがおすすめです。
また、料金プランやオプションが豊富で用途に応じて細かく設定できるのもmineoの特徴の一つです。
パケットシェアやフリータンクといった他にはないオプションサービスが豊富で、さまざまな使い方ができるのが強みといえます。
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する格安SIMです。
大手3大キャリアの回線から好きな回線を選べます。基本料金がかなり安いのが強みです。
最大の特徴はプランです。なんといっても料金プランがシンプルで親切なのが使いやすいと評判です。
さらに月額300円のお試しプランもあるため、格安SIMにしようか迷っている人はまずこちらを利用してみるのも手です。
また、NUROモバイルはモバイルWi-Fiルーターとのセット販売もあり、こちらのセット販売を利用すれば月額基本料金が688円割引になるサービスもあります。
iPhoneの基本料金を抑えつつ、Wi-Fiで賢くデータ通信を行いたいならこのセット販売も非常におすすめといえます。
NURO Mobileの公式サイトへイオンモバイル
大手商業施設であるイオンモールで契約できるイオンモバイルは、データ容量のプランが豊富で幅広い選択肢が魅力です。
プランは0.5GB〜50GBまで対応しており、ライトユーザーからヘビーユーザーまでどんな方にもおすすめです。
特に、1GB〜10GBまでは1GBごとに料金プランが設定されており、使い方に合わせて細かくプランを選べるのが強みです。
このように豊富なプランを展開しているため、近所にイオンモールがある家族に大変おすすめです。
店頭か電話のみの申し込みしかできないのがややネックですが、うまくオプションを組み合わせれば複数人で格安SIMを利用するには安く利用できる格安SIMといえます。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供する格安SIMです。
大手のdocomoが提供する回線のため、通信品質も高く安心して使えます。
最大の特徴は基本月額料金が安いことです。音声対応のSIMでも月額最低770円からの設定のため、ライトユーザーでスマートフォンの利用料金を抑えたい人には非常におすすめです。
また、1GB〜10GBの料金プランが業界でもかなり安く、そのお得さから多くの人に選ばれています。
そのほか特定の音楽アプリの通信容量をカウントしないオプションや、低速時でも特別に高速通信が使えるプランなど、便利なサービスも豊富です。
またセット販売にも強く、端末代金も比較的安いです。安く安定した通信環境でiPhoneを利用したい人にはかなりおすすめです。
IIJmio
IIJmioは、株式会社IIJが提供する格安SIMです。
格安SIMのなかでも老舗の業者で、最新機種や最新OSへの対応の早さなどサービスの質が高いことで評判です。
料金プランは他と比べてもダントツで安いとは言えませんが、2年以上のユーザーにオプション無料サービスを展開したり、長く利用するほどユーザーへのお得な還元が多いのもこの格安SIMの特徴です。
回線はdocomoやauに対応しており、料金プランもシンプルでわかりやすい点が非常に親切です。格安SIM初心者にもおすすめできるバランスの取れた格安SIMといえます。
格安SIMを使うためのiPhoneの設定手順
次に、iPhoneで格安SIMを使うための設定手順について解説します。格安SIMを使う際は必ずこの設定が必要になるため、ぜひ参考にしてください。
手順1:iPhoneにSIMカードを入れる
まずは、iPhoneにSIMカードを入れましょう。故障のリスクを避けられるため、必ずこの作業は電源を切ってからにしてください。
iPhoneのSIMトレイは本体側面にあり、取り出すには付属のピンが必要です。ピンがない場合はクリップで代用できますが、故障の原因にもなるためなるべく付属のピンを利用しましょう。
トレイを引き出したら、SIMカードをトレイに乗せて再度トレイを挿入すれば完了です。
手順2:プロファイルをインストール
次に必要な手順として「APN設定」で構成プロファイルをインストールしましょう。APNとはアクセスポイントのことで、携帯回線でインターネットに接続するために必要になります。
docomoやau、Softbankなどの大手通信キャリアで契約する場合はすでにAPNが設定されているため、契約後すぐにインターネットに接続できますが、格安SIMを使う場合はこの設定を自身で行う必要があるのです。
また、MVNOの構成プロファイルを新しくダウンロードする前に、すでにインストールされている構成プロファイルを削除する必要があります。
ここまでを踏まえて、次の手順で操作を行いましょう。
1 iPhoneの「設定」アプリを開き、「一般」→「プロファイル」をタップ2 インストール済みのプロファイルを選択し、削除(SIMフリーのiPhoneはプロファイル設定されていないため、この作業は不要です。)3 確認画面が出たら「削除」をタップ
ここまでが、既存のプロファイルの削除方法です。次に、新しい構成プロファイルのインストール方法について解説します。
ちなみにこの作業ではインターネットに接続してプロファイルをダウンロードする必要があるので、Wi-Fi環境が必要です。自宅やフリーWi-Fiが使える環境で設定を行いましょう。
1 iPhoneにSIMカードを挿入し、ブラウザを起動2 SIMカードの台紙に記入されている「APN情報」を参考に、各MVNOのプロファイルURLにアクセス3 画面にAPN情報が表示されたら、「インストール」を選択4 iPhoneのパスコードを入力5 確認画面が表示されたら、「インストール」を選択6 インストール完了の画面が表示されたら、「完了」をタップ
複雑な操作はないため、簡単に設定できます。万が一操作がわからない場合は、契約しているMVNO業者に問い合わせてみましょう。
iPhoneユーザーの格安SIMに関するよくある質問
最後に、iPhoneユーザーの格安SIMに関するよくある質問を見ていきましょう。
キャリアと格安SIMどちらがおすすめですか?
結論からいうと、iPhoneユーザーなら格安SIMを利用するのがおすすめです。
なぜなら、MVNO業者や料金プランの選択肢が多く、用途に合わせてプランを細かく選べるため、料金を安く抑えられるからです。
キャリアと契約すれば設定を自身で行う必要がなく、端末料金の分割や保証の面で手厚いサポートが受けられますが、一方で月々の利用料金が高くなる傾向にあります。
iPhoneの端末価格はけっして安いとはいえません。よって、少しでも月々の利用料金を抑えたいなら、格安SIMを選ぶのがおすすめです。
格安SIMを使うメリットを教えてください
格安SIMを使う最大のメリットは、やはり利用料金を安く抑えられる点にあります。
SIMロックのiPhoneでは大手3大キャリアしか選択肢がありませんが、格安SIMなら通信事業者をや料金プランを使い方に合わせて豊富な選択肢のなかから選べるため、大手キャリアと契約するより料金が安く抑えられる可能性が高いです。
また、SIMフリーのiPhoneなら海外でも安心して使えます。大手キャリアのiPhoneはデータローミングによって海外での通信に高額な料金が発生しますが、SIMフリーなら海外のSIMカードを挿入して安く使えるのがお得です。
格安SIMを使うデメリットを教えてください
格安SIMを使う場合端末料金が割高になる可能性が高いのがデメリットといえます。
キャリアでiPhoneを契約する場合、たいていは2年契約や4年契約などで端末割引のプランを適用できます。
しかし格安SIMを使うためにSIMフリーのiPhoneを購入する場合は、一括で購入するか割引がない状態での分割購入しか選択肢がありません。
また、格安SIMを提供する業者や料金プランによっては通信量に制限があり、iPhoneの性能を発揮しきれないものもあります。そのため、用途に合わせて業者や料金プランをしっかり調べなくてはなりません。
まとめ
近年のiPhoneはますます高性能で、本体価格も高くなる傾向にあります。
よって、iPhoneを賢く安く利用するのであれば格安SIMが非常におすすめです。
これまで大手キャリアのiPhoneを使っていた人のなかには、格安SIMの業者の多さやプランの多さから、なかなか手が出せずにいた人も多いでしょう。
しかし、実は格安SIMの契約はそれほど難しいことではありません。本記事でおすすめした格安SIMも参考に、格安SIMを手に入れ、快適なiPhoneライフを楽しみましょう。
<参考サイト>楽天モバイル 公式ホームページBIGLOBEモバイル 公式ホームページUQ mobile 公式ホームページ