Insta360、新編集機能「スナップウィザード」がアプリに搭載。ファイル転送アクセサリーも発売
Insta360 Japanは、同社のアクションカメラ「Insta360」のアップデートを発表。“アクションカメラ全体のワークフローの高速化”を目的として、「Insta360アプリ」への新機能の追加、既存機能のアップデート、新アクセサリーの発売などを行う。Insta360用のファイル伝送用アクセサリー「クイックリーダー」「Insta360アプリ」の新機能として、編集ツール「スナップウィザード」が追加。撮影した360度動画から任意のアングルを通常動画として切り出す「リフレーミング」を効率化する機能で、切り出すアングルを「スマートフォンを物理的に動かす」「画面をスワイプしてパン操作、ズームインおよびズームアウト」「指定した被写体が中心となるよう自動追跡」という3通りの方法で素早く指定することができる。1つのクリップから複数のリフレーミング編集を並べて録画することができ、書き出しもワンタッチで可能。なお、従来のキーフレームを使用する編集方法も引き続き使用できる。また「Insta360 ONE R」には、カメラ内手ブレ補正モードとして、新たに「クイックモード」が搭載。これまで搭載していた「ベーシックモード」のアルゴリズムをアップグレードしたもので、手ブレ補正の効果を大幅に改善した一方、「Insta360アプリ」または「Insta360 Studio」で後編集をする必要はなく、すぐに共有が可能としている。クイックモードは、4K/50fpsの標準およびループ撮影モード、4K/30fps、25fps、および24fpsモードでの撮影に対応。なお、水平維持を有効にし、撮影後にアスペクト比を調整したい場合は、「プロモード」で撮影した後「Insta360アプリ」「Insta360 Studio」にてFlowState手ブレ補正を適用することが可能。さらに新アクセサリーとして、カメラ本体からモバイル端末へのファイル転送を高速化する「クイックリーダー」を発売する。Insta360 ONE R対応の横型モデルと、Insta 360 ONE X2対応の縦型モデルの2種類をラインナップし、いずれも直販価格は7,200円(税込)。micro SDカードスロット1基と、iOS端末用のLightningコネクタ/Android端末用のType-Cコネクタの両方を搭載するストレージデバイス。カメラ本体やスマートフォン、タブレットと直接接続してファイル転送が可能で、同社ではWi-Fiよりも2倍速くファイル転送ができ、またカメラのバッテリー節約にも役立つとしている。
ファイルウェブ編集部