市原市議が携帯電話利用の買い物に政務活動費を不適切に充当 |NHK 千葉県のニュース
千葉県市原市で議長経験のある市議会議員が携帯電話の決済サービスを利用した買い物に対して政務活動費を不適切に充てていたことが分かりました。携帯電話の決済サービスを利用した買い物に対し、政務活動費を不適切に充てていたのは市原市議会の斉藤直樹議員です。斉藤議員は平成31年1月から去年2月にかけて携帯電話料金の4分の1に政務活動費を充てていましたが、昨年度の1か月あたりの携帯電話料金の平均はおよそ7万円でした。この政務活動費の収支報告書を市原市がホームページで公開したところ、市民から指摘があり、斉藤議員の携帯電話料金が突出して高額だったため、市議会と議会事務局が明細書などの提出を求めるなどして調査を行いました。それに対し、斉藤議員は「携帯電話の決済サービス利用分を不注意から計上してしまった」と話し、収支報告書を修正した上で不適切に充当した38万円3000円余りを返還する意向を示しているということです。議会事務局によりますと斉藤議員は1人会派で経理処理は本人が行っていたということです。市原市議会の岡泉議長は「大変残念であり、じくじたる思いです。改めて政務活動費の適正な執行を全会派に徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。