ダイソーのスマホスタンドはどう選ぶ? 「3つのポイント」で使い勝手をチェック

ダイソーのスマホスタンドはどう選ぶ? 「3つのポイント」で使い勝手をチェック

撮影=酒井麻里子

ダイソーのスマホスタンドはどう選ぶ? 「3つのポイント」で使い勝手をチェック

 100円ショップの店頭に並ぶさまざまなタイプのスマホスタンド。種類が多すぎて迷ってしまうという方も多いのではないだろうか。この記事では、使い方から見た3つのポイントから、形状の異なるダイソーのスマホスタンド3商品をチェックした。【写真】異なるタイプのスマホスタンドを比較<用途からみた3つのポイントで選ぶ> どのタイプのスマホスタンドを選べばよいかは、使い方によって違ってくる。具体的には、以下の3つのポイントに着目してチェックすることをおすすめしたい。(1)「高さ調整をしたいか」 デスクに置いた状態で、顔認証でのロック解除を使いたい場合などは、少し高さがあったほうが使いやすい。角度調整の可能なタイプが多いのに対して、高さ調整も可能なタイプは意外と限られる。(2)「縦置きで充電したいか」 意外と見落としがちだが、端末がデスクなどの接地面にピッタリ付いた状態でしか置くことのできないタイプは、端末を縦位置にした状態で、ケーブルを使って充電することができない。 充電しながら縦位置で画面を見たい場合は、端末を接地面から浮かせた状態で固定できるタイプのスタンドを選ぶとよい。(3)「持ち歩いて使うか」 外出先で使う場合、機能の多さより携帯性を重視したいという人も多いだろう。軽量でかさばらないタイプなら、カバンの隅に入れっぱなしにしてもストレスにならない。 これらの観点から、ダイソーで110円で販売されている3つのスマホスタンドの使い勝手をチェックしていこう。<シンプルな形状ながら自由度の高さが魅力のタイプ> まずは「折りたためるスマートフォンスタンド」。コーティングされた金属製のフレームがネジで束ねられたシンプルな形状だ。 手前の凹みのあるフレームにスマホを置き、奥の2つのフレームを足として使う。スマホを置いているフレームの角度は自由に変えることができるので、通常はデスクに着けた状態で使用し、充電するときは少し浮かせてケーブルを接続すればよい。 さらに、奥のフレームを上に回すことで、タブレットなどのサイズの大きな端末を安定して支えることもできる。 足として使う部分の角度は無段階調整が可能。高さを変えることはできないものの、外見のシンプルさの割には比較的自由度の高い使い方ができるスタンドだ。<コンパクトな2つ折りタイプ> 続いての「マルチスタンドV」は、2つ折りの細長い板状のスタンド。 本体をV字型に広げて、スリット部分にスマホを置いて使う。縦置きで使うのは少々不安定なので、横置きメインと考えるのがよさそうだ。 横置きであればiPad miniなどの小さめのタブレットを置いて使うことも可能。角度調整などはできないものの、ともかく小さくて軽いので、携帯専用として1つ持っておくのもよさそうだ。<角度・高さともに変更可能なタイプ> 角度、高さともに調整したい場合は、2か所に可動部分が設けられたタイプを選ぶことになる。今回は、110円商品の「折りたたみ式スマホスタンド」を購入。 折りたたみ式の本体を組み立てると、このような形状になる。角度を変えたいときは上の可動部分を、高さを変えたいときは下の可動部分を動かす。 ただし、本体がプラスチック製なので、ある程度の高さを保った状態でスマホを設置すると本体がたわんで少々頼りない印象だ。また、可動部分もやや固めで、少し力を入れてカチカチと回さなくてはならない。 この形状のスマホスタンドを購入する場合、予算を少しプラスして金属製のものを検討してもよいかもしれない。 筆者は普段、最初に紹介したタイプのスタンドを出先での作業用によく使っている。充電しながら使えることに加え、iPadをノートPCのサイドディスプレイとして使う場合のスタンドにもなるからだ。 じつはこの商品にたどり着くまでの間に、100均商品以外のものも含めてかなりいろいろなスタンドを試している。今回紹介した3つのポイントは、そのなかで気づいたポイントとなる。 失敗してもそれほど悔しくない」のが100均のよいところではあるが、できれば失敗はしたくない。この記事を参考に、用途にあったスタンドを選んでいただければ幸いだ。

酒井麻里子