あなたはデザイン重視派? 機能追求派? ガジェットプロの女子ライターがおススメする"全部入り"モバイルノート HP Spectre x360 13で決まり!
2019年10月より、いよいよ消費税が10%に引き上げられます。さらに、2020年の1月にWindows 7のサポートが終了することもあって、今のうちにパソコンの買い替えや新規購入を考えている人も多いでしょう。そこで迷ってしまうのが、パソコンの選び方です。今回は、数々のパソコンを使いこなし、最新機種のレビューを行ってきたEngadgetで活躍中のライター3人が、ビジネスやプライベートでパソコンを使う際に重視するポイントや、女性目線で考えるパソコン選びのコツをテーマに座談会を行ないました。
――まずは自己紹介を兼ねて、皆さんはどんな風にパソコンを使っているか教えてください。富永彩乃(以下、Ayano):ITジャーナリストの富永彩乃です。普段は動画でガジェットの紹介をしています。パソコンは動画の編集や、長文を書く時などに使っていますね。中山智(以下、中山):ITライターの中山です。ITやモバイルのウェブ媒体で記事を書いていて、海外取材も多く手掛けています。パソコンを持参して、現地で原稿を書くことも多いです。動画編集なども行うため、パソコンのスペックにはこだわります。相川いずみ(以下、相川):教育ライター兼編集者の相川です。仕事はもちろんですが、プライベートでは子どもの小学校のPTAをやっており、広報誌を作ったり、会議の議事録を作ったりと、パソコンは欠かせないです。
▲左から中山さん、Ayanoさん、相川さん。仕事にプライベートにと、日々パソコンを活用しているライター3人が集い、パソコン選びのポイントを語った。
パソコン選びで重要視するポイントは?
――増税やWindows 7のサポート終了などでパソコンを買い替える方が多くなりそうです。みなさんは他の人から買い替えについて聞かれることが多いと思いますが、どんなアドバイスをしますか?Ayano:よくOLの友人などに聞かれるので、まず「見た目」って言います(笑)持ち運びたくて選んだのに、見た目が好きでないと持ちたくなくなってしまいそうなので。あとは、薄さや軽さといった"持ち運びやすさ"は重視するようにアドバイスしています。スペックは予算次第ですね。中山:僕は、逆に男性から相談を受けることが多いです。自宅や出先で使うパソコンは何がいいかって聞かれますね。で、僕もそうなんですが、聞いてくる方は出先でする作業が重たいものが多いので、かなりパワーに重点を置くことをアドバイスしています。あとは、バッテリーの持続時間。軽いパソコンはバッテリー容量を減らして軽量化にしていることが多いので、外でACアダプターなしで使うと作業時間が限られてしまうんです。そのあたりの兼ね合いを考えないといけないと思います。相川:Ayanoさんはご自分で買われるときは、一番何を重視するんですか?Ayano:スマホで撮影した動画をすぐに編集したいので、結構容量はほしいです。バックアップはクラウドに入れていますが。相川:じゃあ、Ayanoさんがご自分で選ぶときはストレージ重視ですか?Ayano:いえ、見た目と軽さです(笑)相川:そこ、大事ですよね! わたしもまず見た目がイチバンで、そのあと軽さとスペックのバランスを考えます。
「見た目がかわいいと、モチベーションが上がる」と話すAyanoさんをはじめ、女性陣はスペックの前に、まず「見た目」にこだわることが判明。対して男性は「パワー重視」。特に海外取材の多い中山さんは、「壊れた時がこわいので、ノートPCを2台持っていきますね。一台はホテルに置きっぱなしにして、もう1台を持ち歩くようにしている」とのこと。そんな3人に、最新のノートPCである、日本HP「HP Spectre(スペクトル) x360 13」を体験してもらいました。
プロが注目したのは「HP Spectre x360 13」のこのポイント!
――色々な意見が出ましたが、「HP Spectre x360 13」はいかがでしょうか? 第一印象を教えてください。Ayano:「Spectre」シリーズは知っていたのですが、触るのは初めてです。まず、デザインに惹かれましたね。特に、左右の角のカットがものすごくキレイで左の電源ボタンがカワイイ! 付属アクセサリーがあるのもいいですね。パソコンを購入した際は、買ったお店のポイントでケースを買っているんですが、こんな素敵なケースが本体に付いてくるのがお得感があって私的に大満足です(笑)。Ayanoのおすすめポイント1:見た目重視派も納得のデザイン
▲Ayanoさんが最初に目をとめたポイントは、「HP Spectre x360 13」の左右奥側のエメラルドカット。左に電源ボタン、右にTunderbolt3対応のUSB 3.1 Type-Cのポートがあり、デザイン性だけでなく、機能性も備えている。Ayanoのおすすめポイント2:機能美を備えた付属アクセサリ
▲「HP Spectre x360 13」に標準で付属するスリーブケースとアクティブペン。「ペンも入れられる!」と、感激のAyanoさん。
「HP Spectre x360 13」のユーザーからも、「薄さと軽さに驚きました。そして、小型化されているのに質感と高級感は失われていないことが好印象でした」「Webで見たよりも色合いがおしゃれで、大きさ的にも重さ的にも持ち歩きやすいです」といった声がありました。見た目にこだわるAyanoさんも、デザインには十分満足していました。
――中山さんはいかがですか。中山:僕もデザインがいいと思いました。背面にネジ穴がなくて美しいです。これ、設計者の方はかなり苦労したんじゃないかな......こういう工夫をしているメーカーは好きです(笑)。 それから、テントモードがあるのは助かります。飛行機の中で動画を見る際、エコノミーだと前席の方がシートを倒してくると、クラムシェルのノートPCでは開けない(笑)。 「HP Spectre x360 13」ならディスプレイの部分がぐるっと360度開いてタブレットモードにもできるし、180度まではキーボードが有効なので、プレゼンで先方に画面を見せるときも便利そうです。中山のおすすめポイント1:省スペースになる便利な「テントモード」
▲360度回転し、テントモードやタブレットモードなど全5モードに変えられる。特に、「省スペースのテントモードは、色々な場面で使えるので便利」と、中山さん。
▲テントモードとタブレットモードを実践。ユーザーから「キーボードが下になるので不安だったが、360度回転させると自動的にキーボードが無効化されるので良かった」という声もあったという。
中山のおすすめポイント2:使いやすいキーボード
▲ファンクションキーひとつで、キーボードの2段階のライトが付けられる。「暗い機内でも、これなら原稿が書けます。キーの打鍵音も静かなので、外でも気を遣わずに使えそう」と、中山さん。ユーザーからも「キーボードが打ちやすい。キーのタッチが気持ち良い」と好評だ。相川:私は仕事で「HP Spectre x360 13」を使いましたが、便利だなと感じたのがマウスや外付けの周辺機器、スマホの充電ケーブルなども接続できる挿込口(ポート)の多さですね。先ほどAyanoさんも褒めていましたが、角のポートが秀逸! マウス派なので右側のスペースは広く取りたいのですが、電源ケーブルを挿している時でも邪魔にならず、広々と使えるのがよかったです。相川のおすすめポイント1:ポートの多さと使いやすさ
▲右にType-C×2、左にType-Aと、全部でUSB 3.1のポートが3つ。「電源だけでなく、スマホの充電や周辺機器を同時に接続でき、拡張性が高い点も気に入りました」と、相川さん。相川のおすすめポイント2:指紋でも顔でもログインできる生態認証
▲「Windows Helloと呼ばれる生体認証に対応していて、指紋と顔、2つの生体認証ログインがあるのもいいですね。起動して即ログインできるので、ストレスフリーですし、外出先でも外ではパスワードを入力しなくて済むので、セキュリティ面でも安心です!」と、利便性と安全性を両立している点を評価。
▲パスワードを入れづらい出先でも、生態認証で素早くログインできる。
ここがオススメ!「HP Spectre x360 13」の実力
――実際に「HP Spectre x360 13」を使ってみて、「これはいいな」と思った機能はありますか?中山:プライバシーモードですね。これ、いいですよ! 絶対見せてはいけないようなデータは外では開きませんが、やはり見られたくないですから。
▲「F1」キーにプライバシーモードの切り替えを搭載。
▲「F1」キーでオン/オフが可能なプライバシーモード。瞬時に切り替えられるので安心感が強い。相川:わたしは外で原稿書いていた時に、突然のぞき込まれてビックリしたことがあります。中山:ファンクションキーひとつでプライバシーモードにできるから、飛行機の中でもいい。ついでに、Wi-Fiなどをオフにする「フライトモード」もファンクションキーに入っているから、切り替えが楽で、僕的にはポイントが高いです。Ayano:出先でメールやSNSをしていることが多いので画面を見られたくないですね。これは絶対ほしい機能です! それから、Webカメラもボタンでオフにできるんですね。Webカメラでビデオチャットもよく使うわたしとしては、着替えているときに「映っちゃった!?」ってことがないので安心です。
▲Ayanoさんおすすめの、プライバシースイッチ。Webカメラのオン/オフの切り替えが物理ボタンでできるので安心だ。中山:あとは、電源端子が今後主流となる規格「USB Type-C」なところがいいですね。最近では、スマホの充電もUSB Type-Cになっている機種が増えているので、充電器がひとつで済み、荷物が軽くなります。手持ちのモバイルバッテリーを試したら「HP Spectre x360 13」を充電できたのも良かった。これまでは出先でパソコンを使った作業をする際、ネット環境とコンセントの両方があるところを探していましたが、「HP Spectre x360 13」ならネット環境さえあればよい。これはとても助かります。相川:駆動時間が最長22時間30分と長いのも助かりますよね。あと、急速充電に対応しているので30分でバッテリーを50%充電できるのも重宝しそう。出かける前にちょっと充電するだけで半日は軽くもちます。
▲ファストチャージ(急速充電)では30分間で最大10時間以上利用できる。Ayano:わたしは充電を忘れちゃうことが多いので、急速充電は助かります!相川:起動時間の速さも良かったです。スマホに慣れるとパソコンの起動の遅さが気になるのですが、起動時間の速さと生態認証で、まったくストレスなしに使い始めることができました。公式サイトには「10秒起動」と書かれていましたが、PCを開いて電源を入れると瞬時に顔認識されるので、体感的にはもっと速い気がしました。Ayano:速いに越したことはないですよね。わたしは、画像編集でタッチだけではなく、ペン入力もできる点が気に入りました。これまではマウスやトラックパッドで動画を編集していたんですが、ペンなら細かい調整もできるので使いたいと思っていました。何より、カッコいいし!(笑)
▲付属のアクティブペンはなめらかな書き心地で、絵や文字を自由に書くことができる。相川:あとは、音です。わたしは動画配信サービスで、海外ドラマを見るのが好きなんですが、この「Bang & Olufsen」のスピーカーって有名なんですよね。中山:有名です。デンマークの高級オーディオメーカーですよ。「HP Spectre x360 13」は背面にもスピーカーがあるので、テントモードにしたときもすごく聞き取りやすい工夫がされているんですね。
▲「背面横にスピーカーがあることで、テントモードやタブレットモードでも音が聞きやすくなっている」と説明してくれる中山さん。
プロも納得!「HP Spectre x360 13」を使ってみたい理由とは?
――結論として、「HP Spectre x360 13」を使ってみたいですか? また、知り合いにパソコンをおすすめする機種としてはいかがですか。Ayano:使ってみたいですね。色はどちらがいいか迷いますが......。「アッシュブラック」はどんなファッションにも合う、キレイ目で大人のイメージで、ふだん持ち歩くのに良さそう。でも、青みがかかった「ポセイドンブルー」も素敵で決めかねます。あと、LINEのサポートがあるのもいいですね。知り合いにパソコンをおすすめした後、色々と聞かれるので、ここにおまかせできそう(笑)。パソコンに詳しくない人にとって、電話でのサポートって結構ハードルが高いと思うんです。電話だと画面の説明などが難しいことも多々ありますが、LINEならエラー画面の写真や動画を送って困っていることを伝えられますから。
▲LINEチャットを使ったサポートは、電話のようにつながるまで待なくてもいいのが大きなメリット。「状況を説明するのに写真や動画を使えるのも便利そう」と、Ayanoさん。
▲「こんな風に小脇に抱えて、颯爽と打ち合わせに行きたいですね」と、「HP Spectre x360 13」を持ってみるAyanoさん。中山:「HP Spectre x360 13」は、今ほしい機能が全部そろっている。スペック、バッテリー駆動時間、充電環境、複数のUSBポート、2in1コンバーチブル、光るキーボードと、自分の使っている環境のなかで、どこでも使える機能に仕上がっていると思います。特に、プライバシーモードは専用フィルムを取り付けるより見やすいですし、ボタンひとつでできる点も良いです。タッチ搭載でこれだけ長時間駆動で、どんな用途でも使える点を考えると、これになりますね。
▲「人に見せたくなる、持って歩きたくなるパソコンですね。スペック的にも長く使えるものなので、周りにもすすめやすいです」と、話す中山さん。相川:私は仕事で使ったときから惚れ込んでしまい、日本HPのキャンペーンなどをチェックして買い時をうかがっています(笑)。持った時の満足感がすごく高いので、カフェだけでなく、PTAでも「HP Spectre x360 13」をサッと取り出して使ってみたいですね。別売のマウスもデザインが統一されているので、ぜひ一緒に持ちたいです! 持っていると、「それ、どこの?」って、話題が広がりそうです。
▲別売のアクセサリも充実。「HP Spectre マウス 700」と、「HP Spectre レザークラッチバッグ」は、それぞれのカラーに合っており世界観を損なわない。「買うならトータルでほしい」とほれ込む相川さん。
これからパソコンの買い替えを検討している人は、それぞれの意見を参考に、自分に合った1台を選んでみてはいかがでしょうか。今回の座談会で改めてわかったことは、「ホームページの画像やカタログの写真で見るよりも、実物のほうがずっと高級感がある」と、参加者全員が感じていたことです。デザインだけじゃなく、プライバシーモードの見え方や、ポートの位置なども実際に確認してみると、その利便性をさらに感じることができると思います。今回の記事で「HP Spectre x360 13」に興味をもった方は、ぜひ店頭で実機を確認してみてください。
「HP Spectre x360 13」スペック※スタンダードモデルの場合
●デザイン
カラー:2モデル(アッシュブラック /ポセイドンブルー)アクセサリ:スリーブケース、アクティブペン
●機能
OS:Windows 10 Home (64bit)CPU:インテル Core i7-8565U プロセッサーメモリ:16GBストレージ:512GBB SSD(PCIe / NVMe M.2)セキュリティ:Windows Hello対応(IRカメラ & 指紋認証)、プライバシースイッチバッテリ駆動時間:最大 22時間30分通信:IEEE802.11a/b/g/n/ac(ギガビット対応)、Bluetooth 5.0※オプションで「プライバシーモード」を搭載可(アッシュブラックのみ)
●拡張性
インターフェイス:USB3.1 Type-A×1 、USB Type-C 3.1 Gen2×2(Thunderbolt 3対応) 、microSDカード