83歳 若宮正子氏「立派なことをやり遂げなくていい」 真にジェンダーレスな社会とは 100年の人生を女性はどう生きるか|ビジネス+IT
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83歳 若宮正子氏「立派なことをやり遂げなくていい」 真にジェンダーレスな社会とは
100年の人生を女性はどう生きるか
個人の生き方やあり方、社会との共生に関するトピックスを目にする頻度は高まっているが、センシティブなものや“声の大きい”ものだけが注目を浴びている感覚はないだろうか。一般女性の社会や家庭での役割、これからの生き方についての議論はどうだろう。時代の風が後押しする以前から自身で生き方をカスタムしてきた先行者たちは、どのような発想で都度現実と向き合い、どのようなツールやサービスを活用しているのか。フェイスブック ジャパンとリーン イン東京によって開催された“国際女性デー記念イベント「自分らしく人生をデザインする」”において生の声が伝えられた。
Miho Iizuka
Miho Iizuka
<目次>- ジェンダーギャップ大国の日本で多様性をどう伝えるか?
- “ガラスの天井”が意味するもの
- 55歳でも「女の子」として扱われる環境にいた若宮氏流の“ハック”
- “ボーリングのガーターから始まった”『日経DUAL』編集長のキャリア
- 真の意味で期待されるジェンダーレスな社会とは
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年齢や性別をものともしないそのパワフルな活動は、“失敗しても失敗するまでの過程には学びがあるので、とにかくやってみよう”という彼女のポジティブな精神によるものだ。やりたいこと好きなことはあって、好奇心や物好きな情報発信型の異端者ではあったという。自分にしかできないこと、強みのカードを切るということは大切、という一方でこのようにも述べた。「好きでもないけれど、やらなければいけない仕事というのはあるんです。やりたいことや好きなことを直結するだけでは組織がもたない。むしろ、やりたくないことをやらなければいけない人は幸運だと考えるべきです」(若宮氏) ビジネススキルの積み立て方を、OSとアプリにたとえてこうも述べた。「たとえばOSとアプリがあるとしますよね。人間力はOSなんです。スキルはアプリ。OSの処理能力や容量がしっかりしていないとアプリも進展していかないじゃないですか。好きじゃないこともやりながら、人間そのものを形作っている。それは、やらなければいけないことなの。決して時間の浪費ではない」(若宮氏) 女性は55歳でも“女の子”として扱われる環境にいたという若宮氏は、そこでどういうハックをしてきたのかもコッソリ教えてくれた。「会議室に来てくれっていうから何を話すのかなと思って行ったんですよ。そしたら、コピー取ってきてって言うんです。それでもコピー取りながら資料の内容を一枚一枚見てると、いま会社の中で何が起きてるのか動きがだいたい見えちゃうわけですよ。まだあの会議やってるのか、何やってんだ、とか言いながら(笑)」【次ページ】 “ボーリングのガーターから始まった”『日経DUAL』編集長のキャリア一覧へ
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