「折りたたみケータイ」おすすめ3選 使い慣れたテンキーで快適操作!【2020年最新版】 - Fav-Log by ITmedia

「折りたたみケータイ」おすすめ3選 使い慣れたテンキーで快適操作!【2020年最新版】 - Fav-Log by ITmedia

 携帯電話の主流が「スマートフォン」になって数年が経ちました。それ以前に主流を占めていた「ケータイ(フィーチャーフォン)」は、携帯電話事業者(キャリア)のメインラインアップから外れてしまいました。

 独自の生態系を育んできたガラパゴス諸島になぞらえて「ガラケー(ガラパゴスケータイ)」とも呼ばれるケータイですが、しっかり押し込んで入力できるテンキーなど、スマホにはない魅力もあります。

 この記事では、音声通話もしやすい折りたたみタイプのケータイを選ぶ上でチェックしたいポイントと、それを踏まえたおすすめ機種を紹介します。

やっぱり折りたたみケータイっていいですよね!

 ケータイを今でも使い続ける理由の1つとして、電話(音声通話)のしやすさを挙げる人は少なくありません。受話スピーカーと発話マイクの位置関係から、折りたたみケータイは通話に最適な携帯電話といえます。

 より快適な通話を期待したいなら、ケータイの通話品質を向上する機能をチェックしてみましょう。この点は各メーカー共に力を入れており、それぞれに特徴があります。自分に合いそうな機能を備えるものを選ぶと良いでしょう。

富士通コネクテッドテクノロジーズ製ケータイには、年齢に合わせて聞こえやすさを最適化する「あわせるボイス」という機能があります

 携帯電話での通話について、いろいろな場所(番号)にかける人もいれば、特定の場所にかけることが多い人もいます。例えば後者であれば、外回りの仕事なら「オフィス」「上司」「サポートセンター」といった所に多く掛けるでしょうし、子どもなら「父親」「母親」「自宅」に多く掛けるでしょう。

 よく電話をかける場所があるなら、ワンタッチ通話キー(ボタン)を備えるケータイを選ぶと便利に使えます。事前に設定しておけば、いわゆる「短縮ダイヤル」と同じ感覚でワンタッチでよくかける通話先にすぐ電話できます。

NTTドコモの「AQUOSケータイ SH-02L」(シャープ製)は、3つの「クイック起動キー」を装備。短押し、長押しの組み合わせで最大6件の短縮発信が可能です(他の機能を組み合わせることもできます)

 ケータイをいろいろな場所で使うと、地面や床に落として破損したり、水にぬれたり、ホコリにまみれたりするリスクがあります。特に外回りの営業や建設業で使う場合は、ケータイの耐久性についてチェックすることをおすすめします。

 客観的な指標としては、防水や防塵(じん)の性能についてはIEC(国際電気標準会議)が定める「IP基準(コード)」、衝撃や環境に対する耐性については米国防総省が調達基準として定めた「MIL-STD-810G」(MIL規格)を準用することが多いです。

 IP基準については「IP」と2桁の数字で表されます。十の位は0から6までの数字で防塵等級を、一の位は0から8までの数字で耐水/防水等級を表してます。いずれも基本的には大きいほど保護性能は高いです。ただし、耐水/防水等級については別個に2つ併記している機種もあります。

 MIL規格については、さまざまな環境テストが規格内で定義されています。「全部のテストに通過(合格)したら準拠」というものではなく、機器や物品ごとに必要なテストを選択して受けるようになっています。ケータイも例外ではなく、どのような環境テストを通過したのかが書かれていることが多いです。通過しているテストが多いほど、基本的には安心といえます。

ソフトバンクとY!mobileの「DIGNOケータイ 3」(京セラ製)は、MIL規格に定める試験のうち10項目を通過しています(この製品は3月上旬以降の発売予定です)

 上記のポイントを踏まえて、おすすめの折りたたみケータイを3つご紹介します。

 文字の見やすさや音声の聞き取りやすさに注力した折りたたみケータイです。通話を録音できる「通話メモ」機能を備えており、手書きでメモしなくても会話内容を残しておくことも可能です。ボタンを押すだけで画面を開ける「ワンプッシュオープン」も備えます。

 IPX5/8等級の防水性能やIP6X等級の防塵性能を確保した上で、MIL規格に定める17種類の試験にもパスしています。ワンセグ(テレビ)やおサイフケータイ(※)も使えます。

 スマートな見た目で頑丈なケータイが欲しい人におすすめです。

(※)「モバイルSuica」など、一部非対応サービスもあります

 鮮やかな5つのボディーカラーから選べる折りたたみケータイです。音声通話機能も充実しており、通話終了時に通話音声を保存するかどうか決められる「あとから録音」(最大60分、要設定)や、10分間に2回以上同じ相手から不在着信が続くと、段階的に着信音を大きくしたり、バイブを長く振動させたりして着信をより確実に伝える「ステップアップ着信」にも対応しています。

 充電や外部機器との接続端子は最新の「USB Type-C」になっている他、大手3キャリア共通のメッセージサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」も利用できるなど、スマホにおけるトレンドもキャッチアップできることも魅力です。防水・防塵性能や耐衝撃性能は備えていますが、おサイフケータイやワンセグは備えません。

 「長く付き合える」ことをアピールしている折りたたみケータイで、ソフトバンク(SoftBank)ブランドとワイモバイル(Y!mobile)ブランドの両方で購入できます。IPX5/8等級の防水性能やIP6X等級の防塵性能を確保し、MIL規格に定める耐落下性能を確保しています。

 ボイスレコーダー機能を備えており、通話だけではなく会議などの記録もバッチリ取れます。ワンセグには対応していますが、おサイフケータイには対応していません。

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